女性の方で、IT企業から他の職種に転職を考えている方は、

「IT企業での経験を生かしたいが、どのような職種が適当なのか?」

「(結婚・出産などの理由により)今より労働時間を柔軟にしたいが、可能な職種について知りたい。」

と、悩んでいませんか?

IT企業からの転職において、未経験でも転職できるお勧めの職種や転職成功のポイントについてお話ししたいと思います。

IT企業からの女性の転職:未経験でもおすすめの職種

女性仕事色々IT企業といっても、その職種は、プログラマー、SE、営業、商品(サービス)企画、webデザイナーなど様々です。

また、転職理由についても様々な理由がある事でしょう。

ここでは、女性の皆さんが多く抱えるであろう、結婚・出産時における柔軟な勤務体系が可能かどうか、IT企業での経験や知識が生かせるか?という観点からそれぞれの職種を見ていくことにします。

一般事務職

「一般事務職」は、女性が転職するに当たり、もっともよく選択される職種の一つです。

理由としては、「結婚や出産にあたり、時短勤務などの柔軟な働き方がある程度可能」

「特殊な技能が必要なく、簡単なPC知識があれば就労可能」などの点が上げられます。

こうした働きやすさもあり、現在とても人気の職種ではありますが、すでに大手ではAIの導入により仕事の多くが自動化される傾向にあり、また簡単な事務仕事などでは、正社員よりは派遣やアルバイトが選択される傾向があります。(企業側としては人件費が安くて済みますので。)

こうした中では、せっかくIT企業で経験や知識を蓄えてきた皆様には、少々物足りない部分も多い事でしょう。

そういった場合、ぜひ通常の事務仕事に+アルファを考えてみましょう。

事例をいうのであれば、「語学力が堪能で、外国からの電話対応も可能。」

「DTPの知識があり、プレゼン資料を依頼されても、綺麗に作る事ができる。また、展示会などのポスターやブースデザインができる。」などです。

こうした、普通の「一般事務職」があまり持っていないスキルは、差別化になり正社員登用などでも大きな効果を発揮する事でしょう。

また、システムなどに詳しいSEであれば、部署(事務所)内でもとても重宝されます。

個人的な体験ですが、すべてのシステムが本社「システム部」に統合される流れの中で、人員が圧倒的に足らないため、個人的な質問・疑問はほとんど無視されました。

システムの不具合は、部員にとってはそれ以上仕事が進まないため、大きなストレスですが、返答が翌日まで持ち越され(というかこちらから何回も問い合わせしないと対応してくれない)、なおかつ解決方法が本社と電話で難しいエラーメッセージのやりとりだったので、とにかく疲れました。

このように、ぜひIT企業でのスキルを棚卸しして、ワンランクアップの「一般事務職」を目指してみましょう。

そうすれば、年収アップも夢ではないかもしれません。

宣伝企画・Webデザイン

IT企業に勤めていた皆様は、ITを使った販売戦略にも詳しいのではないでしょうか?

「流通革命」「サービス革命」といわれて久しいですが、IT技術を利用した顧客とサービス提供側のマッチング、売買(契約)、送金、商品の配布までの一連の流れには革命が起きつつあります。

それは、ほぼすべての製品、サービスに応用されているといっても過言ではないでしょう。

こうした事を実現するためには、商品の企画や宣伝、売買をどのようにインターネット内で行ってゆくのかそのシステム構築も含め重要な課題となってゆきます。

こうしたスキルやノウハウをIT業界に勤めていた皆さんはお持ちではないでしょうか?

より具体的には、各業界の商品企画、宣伝、広告部門、営業部門、Webデザイン、システム部などでの活躍が考えられます。(部署名は各会社によって異なることと思います。)

また、働き方という意味でも、基本的には外回りなどの営業とは異なり、社内のデスクワークや社内調整などがメインの仕事となりますので、女性にも働きやすい環境と思われます。

このような求人があれば、ぜひIT業界でのスキルを生かして、転職を成功させてみてください。

情報システム・社内SE

システムエンジニア(SE)として、IT業界で仕事をしてきた皆様は、もちろん各業界の社内の情報システム部(社内SE)での活躍が期待されることでしょう。

もちろん、IT業界でのスキルを生かすという意味では申し分ありませんし、年収アップも期待できますので、とても魅力的です。

もちろん、SIer企業等に勤めていた場合と異なり、同じ会社に勤務し続けますので、その会社の業務システムのメンテナンスがメインの仕事になってくると思います。

また採用が活発な会社に多いのが、合併などでシステムをごっそり入れ替える、というような場合もありますので、そうした場合は勤務初日から大活躍となると思います。

ただ、システムにトラブルがあれば、その都度昼夜関係なく働かされるという事になりますので、SIer企業と比較しても同じぐらいハードワークという場合もあるようです。

子育てなどで、時短勤務がしたい、残業が少ない勤務形態にしたい、というような場合は、どのような働き方ができるのか、転職先のリサーチを十分しておきましょう。

ITコンサルタント

SEや営業、ITの商品企画を考えてきた皆様は、この会社のどこにどのようなシステムが入れば、問題が最適化され顧客の満足できるアウトプットが出せるかよく理解できる方も多いのではないでしょうか?

こうした方には、ITコンサルタントととして働くのも一つの選択肢です。

ITコンサルタントになるには、もちろんプログラムやシステムについての専門知識が必要ですが、それ以外にコンサルタントとしての資質も必要です。

一つは、第三者的な客観的視点で現状を冷静に分析できるかです。

コンサルタントにありがちな失敗例としては、過去の成功体験や経験から上から目線でアドバイスをしてしまう、という事がありますが、大事なのは、あくまで現状を正確に見抜く観察力と分析力です。

もう一つは、顧客の話を「聞く」技術です。

「聞く」という事は、情報の収集のみが目的ではありません。

聞く事により、顧客の感情面を明らかにし、真の解決を妨げている抑制を取り除き、顧客の自己解決の力と行動力をよみがえらせます。

必要なのは、相手を理解する心と共感力です。

この二つの資質に自信のある方はぜひ、ITコンサルタントを目指してみましょう。

アパレル店舗の店長

アパレル業界はとても女性が転職しやすい業界です。

女性が多い職場というのもありますし、女性ならではの服飾のセンスや色彩感覚が生かせる職場です。

店長ともなると中間管理職なので、かなり大変で、きついノルマがありますし、部下の統制・教育なども必要です。

ただ、女性が多いだけに、結婚や出産による働き方の変更にも比較的理解があり、継続して働きやすい環境です。(ただ立ち仕事でかなりキツいという方もいます。)

アパレル業界も最近はかなり様変わりして、SNSやWebによる広告宣伝やアピール、仮想店舗による販売も増えてきました。

もちろん、ブランド傘下の店舗では好き勝手にできるわけではありませんが、こうしたWebやSNSを駆使した販売戦略は、IT業界経験者であればノウハウやスキルをお持ちではないでしょうか?

もし、服飾や化粧品などに元来から興味がある、という方はぜひ挑戦してみましょう。

IT企業からの女性の転職:転職成功するためのポイント

転職活動IT企業から、他職種に転職するためのいくつかのポイントを述べたいと思います。
キーポイントは、「気づかない自分のスキルを棚卸ししよう!」です。

スキルの棚卸しをしてみよう

前章でも述べましたが、現在「流通革命」「サービス革命」とまでいわれており、ITを使用したサービスはすべての業界と商品を巻き込みつつあります。

ですのでIT企業にいた皆様は、ノウハウやスキルをすべての業界にいかんなく発揮できるという特異な立場にいるといっても過言ではありません。

もちろん、IT企業といってもたくさんありますし、その職種も様々なものがあります。

ただ、その業界では当たり前すぎてスキルやノウハウとは思っていなくても、他業種、職種ではノウハウやスキルになり得る、という事をぜひ頭に入れて、スキルやノウハウをリストに書き出してみましょう。

少なくとも、5個以上は書き出してみましょう。

次に、これらのスキルやノウハウは、次の業界でどのように生かせるか考えてみましょう。

考えがまとまれば、どのような転職先がよいか、志望動機はどのように言えば良いかが見えてくると思います。

転職エージェントの活用

自分が知らない業種や職種に行く場合、もちろん「つて」もありませんし、そういった場合はぜひ「転職エージェント」を活用してみましょう。

転職エージェントは、あなたの職歴などから、前節で述べたようなスキルやノウハウの棚卸しも手伝ってくれます。

そして、あなたのスキル・ノウハウと希望年収などを総合的に勘案して、最適な転職先を提案してくれます。

もちろん、無料ですし、土日も会ってくれますので、無駄な有給休暇を使うことなく、現在の職場にいながら、スムーズに転職活動ができます。

基本、不利になる事はほとんどないので、ぜひ「活用」をお勧めします。

現職が割と自由な社風の場合は要注意

IT企業といっても色々で、古くからある会社は割と普通なのですが、ごく最近できたIT企業の中には、勤務時間自由、服装自由、髪型自由などかなり自由な社風の企業もあります。(もちろん、完全実力重視なので、決して仕事自体は緩いというわけではありません。)

業界によっては、かなりキッチリしている業界もありますので、その辺はかなりギャップを感じる場合が出てきます。

このような場合、あまり細かい事にはこだわらず、その業界の体質に慣れるようにしましょう。

個人的な体験ですが、私の業界はかなりカッチリで真夏でもばっちりスーツでした。

汗だくだくですが、相手もスーツの上に白衣だもんなあ・・とあきらめた経緯があります。
(若い人は、割とラフな格好だったりするんですが・・)

「こんなのは不合理だ、論理的でない。」は正論ですが、あきらめや慣れも大事です。

前職の経験が生かせる志望動機とは?

志望動機では、ぜひ前職の経験やスキルを生かすような言い方をしてみましょう。

利点はいくつかあって、一つはIT業界でのスキルが自分の特質すべきアピールポイントになる事、二つは、嫌でIT業界を辞めたわけではない、とアピールできる点です。

「自分はこれまで、IT企業の○○でシステムを提案し、顧客に提案する仕事をしてきました。御社では、○○という事業をやっており、○○という理由でとても好きで興味を持っております。IT業界での○○スキルを御社の○○という事業に生かせば、かならず社会の役に立ちますし、売上げ実績も伸びると思いますので、とてもやりがいを感じ、御社を志望致しました。」

といった感じで志望動機を話せば、これまでのスキルやノウハウをいかんなく、アピールできるのではないでしょうか?

ぜひ自分をアピールできる志望動機を考えてみましょう。

IT企業での経験は、たくさんの職種に生かせます!

女性キャリア現代社会では、ITはもはや「生活インフラ」となり始めています。

スマホやPCに接触しないで生きている人はもはやほとんどいないといってもよいでしょう。

そうした意味でIT業界の成長度は非常に高いものがあります。

IT業界から別の業種・職種に転職を考えている皆様は、もちろん色々な事情があることでしょう。

ただ、どの業界・職種でもIT業界で培ったノウハウやスキルが生かせる事は間違いありません。

ぜひIT業界での経験を生かして、ワンランク上の転職を実現させましょう。



にほんブログ村 転職キャリアブログへ

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

おすすめの記事