転職のきっかけ(男性編・女性編)10選

あなたは現在、

「会社がなんとなく面白くない、モチベーションが上がらない」

「会社を辞めて転職しようかとも思っているがタイミングがつかめない」

と悩んでいませんか?

そんな方のために、どんな事が転職のきっかけになるのか、男性、女性それぞれの視点から述べてゆきたいと思います。

男性の転職のきっかけ

男性転職

上司とのそりが合わない

上司との関係は、会社の中でも最も重要でかつストレスのたまる関係性です。

もちろん、関係性が良好であれば問題ないのですが、そうでないのであれば転職を考える必要が出てきます。(それほど、影響が大きい。)

最初に、申し上げておきたいのは、いくら会社という組織の中の関係性とはいえ、人間と人間の関係ですので、「そりが合わない」場合はどうしようもない場合もあります。

そういった場合、無理せず部署を異動するなり、転職を考えるのも一つの手です。

ただ、異動や転職を考える前に、もう一度上司との関係性が良くできないか、トライしてみるのもよいと思います。

以下に、ありがちな例を示します。

・上司が言ったことを無視していないですか?これが一番嫌われます。

従うものは従い、異論があるものは、きちんと論理的に話し合ってください。

なかった事にするのが一番良くありません。

・いくらそりが合わなくても、朝と帰りのあいさつは目を見てきちんと行いましょう。

それだけでも、上司の態度に変化が見られる場合もあります。

・上司の言い分も聞いてあげましょう。上司も人間なので、感情的部分もあります。

ただ言い分にも一理あればそれは認めてあげてください。

ただ、それに従うかどうかは自分で決めてもOKです。

上記を試した上で、それでも我慢できない場合は、異動や転職も含めて考えてみましょう。

スキルアップができないと感じる

男性がスキルアップできないと感じるのはいくつかの視点があります。

基本的には、男性に関しては、部署異動や海外赴任でも、家庭的な制限が女性ほどは考慮されないので、その気になれば、スキルアップの場は比較的多いと考えられます。

だだ、そうでない場合は以下の原因が考えられます。

・誰でもできる比較的単純な作業やルーチンばかりやらされて、高度なスキルが身につかない

・精神論ばかり強調されてしまい(やればできる、気合いだ!)、課題を克服するための具体的な工程や戦略が見えていない環境

どちらの場合も、会社の風土であったり、上司の方針であったりするので、自分ではどうしようもない場合も多いかと思います。

こういった場合は、ぜひ転職を考えてみてください。

パワハラが多い職場

パワハラが日常的という場合、ぜひ転職を考えてみましょう。

暴力などがある場合はもちろんですが、大きな声での叱責や人格を否定するような言動も十分該当します。

ただ、会社全体の風土として、それが成り立っている場合、「みんな我慢しているから」「上司もよかれと思って叱責してくれている」など好意的に捉えがちですが、それは間違いです。

こうした、パワハラが常態化している企業というのは、役員クラスが「自分は昔、寝ないで仕事をした。だから売り上げが上がらないのは気合いが足らないのだ!」などと精神論に偏重している場合が多いです。

はっきり言いますが、会社が成功したのは「寝ないで働いた」からではなく「市場の需要とマッチしていた」からです。

過去の成功体験や方針に縛られてそれを部下に強制するのは、竹やりを持たせて機関銃陣地に突撃させる旧日本軍のやり方とまったく同じ精神論です。

このような会社にいる場合、一刻も早く転職を考えてみてください。

女性の転職のきっかけ

女性転職

男の厳しい縦社会の考えについていけない

男女平等が言われて久しいですが、現状としては、男性つまり異性の上司がいる方が圧倒的に多いのではないでしょうか?

ある調査では、女性管理職の割合はたった6.6%という結果が出ています。

そうした男性上司とのそりが合わないという場合、まずセクハラなどをくり返すような男性上司は問題外です。

問答無用で、総務に通告するか、そういった自浄作用が効かない会社であれば、さっさと転職するべきです。

ただ、むしろ漠然と「そりが合わない」と感じるような事も多いのではないでしょうか?

私が多く見てきた事例では、男性上司は自分が注力する分野は細かいのですが、それ以外の事には無頓着な事が多い気もします。

ですので、女性の方特有のきめ細やかな部分(書類整理、作業手順、プレゼン文書、顧客対応など全方位で)でぶつかる事例が多かったように思います。

もしそうであれば、あまり強く攻めず(男性は、女性に強く言われるとプライドが傷つくので、意固地になる場合が多いです。筆者:男性です。)軽く(やさしく)指摘してあげてください。

また、上記男性編に書いた事が当てはまるようでしたら、それもやってみるといいと思います。

それでも、我慢できない場合は、転職を考えるとよいと思います。

この会社にいても成長できないと感じる

女性の場合、特に結婚していたり、子供がいる場合は、家庭環境も考慮しなければならないので、劇的なスキルアップの場(例えば海外赴任)は男性よりも少ないかもしれません。

ただ、そうはいっても様々なスキルアップの方法はあるわけで、それができていないと感じる場合はなぜでしょうか?

それは、多くのケースにおいて、男性管理職は、ある意味あなた気を使っているからということはないでしょうか?

パワハラ、セクハラを繰り返す上司はともかく、多くの男性上司は、ある意味女性部下には男性部下よりも気を使っています。

「あまり夜遅く、顧客に元に行かせない方がよいか?」「業務量が少し多いだろうか?」などなど。

こうした気遣いが、逆にスキルアップの場を奪っている可能性もあります。

こうした場合、ぜひ自分から「今度、○○をぜひやらせてください!」と自分から提案してみましょう。きっと快くOKをしてくれると思います。

もちろん、企業風土や環境的にスキルアップは無理、という場合はありますので、そういった場合は転職のよい機会になると思います。

セクハラが多い職場

男性上司からセクハラを受けている場合は、転職を考えましょう。

セクハラの基本は、「あなたがセクハラ(不快)と感じれば、それはセクハラです。」という事です。

ただ、男性上司は「この会社にいても成長できないと感じる」でも書きましたが、大部分はどちらかというと女性部下に対して気を遣っています。

気を遣っているがゆえに、「最近少し(業務に関して)不満があるんじゃないか?」などと思えば、少しプライベートな事に踏み込んでみたり、簡単なボディタッチなど(通常は肩をたたく程度です、抱き寄せたり、下半身に触れるのは問題外!)をして、仲良くして悩みを聞いてあげようとしている場合があります。(それがうっとうしいといえば、うっとうしいのですが・・)

そのような場合、やんわりと拒否の態度を示してください。

逆に「やめてくださいよー」とふざけたりすると逆効果です。べつの方向に行ってしまいます。

態度で分からない場合は、やんわりとした言葉で拒否してみてください。

普通の人の場合は、これで「ああ、ここまでやるとダメなんだな。」ときちんと理解します。

ただ、これでも効果がない人はある意味、確信犯的に(つまりセクシャリティ(性的嗜癖)として)行為を行っている可能性がありますし、逆にこれで意固地になったり、態度が変わるような上司は問題外です。

問答無用で、しかるべき所(総務)に相談(告発)するか、さっさと転職を考えましょう。

出産する事になった

出産する事になると、通常の会社では、産休と育休を取得するのが普通です。

ただ、その後の仕事復帰はどうなっていますか?また、しばらくは幼稚園や保育園へのお迎えをするような場合は、時短勤務になる場合があります。

そういった場合の待遇はどうなっていますか?

こういった、待遇に疑問符がつくような会社であれば、それは転職のよい機会です。

ただ、子育て後にしっかり再就職できるようにするためには、スキルの見直しやスキルアップのための方策をしっかり考えておきましょう。

男女共通の転職のきっかけ

転職ー標識

今の給与では貯蓄できない

今の給与(年収)では、貯蓄もできないし、結婚資金もない、ましてや老後の資金など考える余裕もない、という場合はもちろん転職をして年収アップを目指してください。

ただ、転職する前に以下の事をもう一度考えてみてください。

・現部署、会社で年収アップする方法はないのか?スキルを磨いたり、管理業務に就く事で解決できる問題ではないか?

・会社での給与収入にプラスして、副業や投資などで解決できないか?

・確実に年収アップが見込める転職先なのか?

最も簡単な、年収アップの方法は、現職を維持しつつ転職する事です。

なぜかというと、現在の年収をベースにした交渉ができるからです。

転職先が「欲しい」と思った人材であれば、転職してもらうために、現在の年収よりも高い条件を提示する可能性が高まります。

もちろん、あなたが転職先に「欲しい」と思ってもらえる人材である事が前提ですので、自分のスキルや能力を十分蓄え、アピールする事が必要になります。

結婚する事になった

結婚は人生の一番大きなイベントといってもよいでしょう。

もちろん、環境が激変します。好むと好まざるとにかかわらず、転職や退職の機会になる事でしょう。

一昔前までは、男性は仕事を続け、女性は寿退社して、引っ越しするのは男性の職場に合わせ女性が引っ越すというのがあたりまえでした。

ただ現在は、男女ともに平等に働く「共働き」が標準世帯です。

つまり、家事育児を平等に分担し、2人とも結婚後もできれば正社員として働く事が理想的です。

ただ、個人の様々な状況がありますので難しい状況もあるでしょう。

大事な事は、「男性だから・・」「女性だから・・」という固定概念は捨て去って、現状に合わせた最も良い選択を男女平等に話し合って欲しいという事です。

ヘッドハンティングにあった

予期せぬことながら、他社からヘッドハンティングにあう事があります。

非常にうれしい事ですが、これまでお世話になった会社に申し訳ないと悩む方も多いと思います。

基本的には、年収もアップしますのでとても魅力的にうつります。

ただ、以下の事を注意してみてください。

・自分がスキルアップしてゆける職場であるか

・会社の規模はどちらかというと前より小さくなる傾向にあります。会社が成長すれば役員クラスも夢ではないですが、反面、その会社が継続して存続する可能性が高いか十分検討しましょう。

会社には申し訳ない、と思う気持ちもあると思いますが、ぜひ前向きに検討してみてください。

転職のきっかけは人生を変えるチャンスです!

指さす女性いかがでしたか?自分が望んでいない場合でも、上のような状況いかんでは転職をしなければならない場合がきます。

ただ、これはきっとあなたの人生を変える良いきっかけとなる事でしょう。

あなた自身の人生を輝かせる転職ができる事を応援しています。



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