「仕事に向いていない」と言われたり、自分で感じたりしている事はないでしょうか?

そういった方に向け、対処法を解説してゆきます。

「仕事に向いていない」は、人から「言われる」のと「自分で感じる」のでは、実は天と地の開きがあります。

個別に細かく説明していきたいと思います。

仕事に向いていないと言われたら・・その対処法

仕事に向いていないと言われる「仕事に向いていないね」と言われるのは、多くが同僚や上司ではないでしょうか?

同僚の場合は、ほっておけばよいですが「上司」である場合は、かなり「問題あり」です。

「仕事に向いていない」と言うのは、「あなたの○○の仕事の仕方が悪い」「ここの仕事、ミスしているから直して」といったものとは全く性格が異なります。

「仕事が向いていない」と言うのは「全人格」の否定なのです。

「全人格」の否定というのは、「女性だから向いていない」「お前は使えない、辞めろ」というのと同じで、自分自身ではどうしようもない事、どのように是正すればよいか言わないので、否定されてもどうして良いか分からない、という状態の「否定」です。

ですので、結論から言うと立派な「パワハラ」になります。

特に上司からだと、「仕事に向いていない。(だから仕事辞めれば)」と言われているのではないか?と取られかねません。

あなたが上司であれば、即刻そのような言葉使いは止めるべきです。

ただ、もし言われしまった場合、いくつかの対処法があります。

順を追って以下にご説明してゆきます。

上司とのベクトルの違いを考える

上司が「仕事に向いていない」という場合、あなたが考えている仕事の完成度と上司の考えている仕事の完成度が異なる場合があります。

それは仕事の量かもしれませんし、仕事の質かもしれません。

上司によっては、言葉足らずのため(百歩譲ってそのようにしておきます。本来であれば、そのような言葉使いをする時点で、上司である資格なし、と個人的には思いますが。)「もっと君はがんばればできるはずだ」と叱咤激励しているのかもしれません。

「仕事に向いていない」と言われてしまったら、「では、どこをどのようにすれば良いでしょうか?」と聞いてみましょう。

少なくとも、上司がどのようにして欲しいかは分かると思います。

仕事に向いているか、向いていないかは自分で決めて良い

上司が求めている仕事の質や量は前節で分かったとします。

ただ、仕事に向いているか、向いていないかは「上司」が判断するものではありません。

あくまで自分自身が決めて良いものなのです。

上司が求める仕事の量や質は、もちろんその会社全体の仕事量や質をベースにしているかもしれませんし、上司個人の裁量や思い込みかもしれません。

ただ、それが業界のスタンダードというわけでもありません。

そして何より、自分が仕事に向いているか向いていないかは、個人の信条の領域ですので、上司が好き勝手に決めてよいものではないのです。

会社(上司)とのベクトルが合わなければ、転職を

前節で、仕事に向いているか向いていないかは自分自身で決めて良いという事をお話しました。

その結果、どうしても自分の求めている「仕事のやり方」と上司や会社が求めている「仕事のやり方」が異なるのであれば、遠慮無く転職を考えてみましょう。

何度も言いますが、その会社のやり方が業界のスタンダードというわけでもありません。自分なりの仕事のやり方を追求してゆけば、自分なりの仕事のやり方にあった、仕事や職場を見つける事ができるでしょう。

ただ、自分なりのやり方で良いので、努力や追求は忘れないようにしましょう。

それがなければ、単ある怠け者になってしまい、「仕事」は見つからない事でしょう。

仕事に向いていないと感じたら・・その対処法

向いていないと感じる自分で「仕事に向いていないのでは・・」と感じる事があります。

ただこれには、複雑な外部要因が絡み合っています。

本来的な「仕事が向いている」とはどういった事なのか、お話しした後、対処方法についてもお話してゆきます。

「仕事に向いている、いない」とはどういう事か?

「仕事が向いている」とはどういった状態なのでしょうか?

「仕事が向いている」=「自分の好きな仕事、やっていて楽しい仕事」と思っている人もいるかもしれませんが、少し違います。

向いている仕事というのは、本来的には「好きとか嫌いとかいう感情はないけれど、気がついたら仕事をしていて、気がついたら残業をしていた(夢中になって残業に気付かない)」という状態です。(注:残業する=向いている仕事ではありません。)

つまり、毎日ご飯を食べたり寝たりするのと同じレベルという事です。

もちろん、「好き」とか「楽しい」とかいう感情があっても「向いている仕事」と言えますが、仕事をしている人であればご存じの事と思いますが、いつでも楽しかったり、好きでいられるわけでもありません。

顧客や上司からの無茶ぶりもあるでしょう、ミスしてしまう事だってあります。

そうした喜怒哀楽を超えた所に「仕事に向いている」「向いていない」があるのです。

もちろん、最終的には、個人の信条の領域ですので自分自身の判断にゆだねてよい事ではあります。

外部環境要因を排除して考える

「仕事に向いている」と感じられるためには、様々な「外部要因」も必要になってきます。

例えば、いくら「仕事に向いている」と感じている職種であっても、月1しか休みがなく、毎日深夜まで働いて、すべてサービス残業という状況であったらどうでしょうか?

「仕事に向いている」と感じられるでしょうか?

また、上司との折り合いが悪く、いくら仕事をしても「お前は本当に仕事できないよな~」とパワハラ三昧の日々であったとするのであれば、それは「仕事に向いている」と感じられるでしょうか?

逆な言い方になりますが、自分が「仕事に向いているかどうか」を判断するためには、こうした外部要因はなるべく排除して考えた方がよいでしょう。

これは悪い場合でも良い場合でも同じです。

こうした外部環境によらず「自分はこの仕事が好きなのか、向いているのか」をぜひ考えてみる事をお勧めします。

内部での異動を考える

仕事の量、職場での人間関係、給与、残業時間など様々な外部要因を排除して、「やはりこの仕事自分には向いていないかな~」と考える場合は、職種を変更する事を検討してみましょう。

まずは、現在の会社から転職するよりも、内部での異動を視野に入れてみましょう。

なぜかというと、転職となればその転職先の新しい会社は、その人に対する査定を一からやり直さなければならないからです。いくら今の会社でよい仕事ができている、と面接時にアピールした所で、面接官は「本当にこの人員は使えるだろうか?」と疑念を持っています。

ですので、面接官の評価としては実績や資格など、なるべく確かなものをベースに考えます。

ひるがえって、「自分はこの仕事に向いていないなあ~」といって転職する場合、これは別の職種を目指す事になります。

転職先の会社は、その人の性格や人格も分からない、そして全く未経験の仕事をやらせるという二重のリスクを取る事になりますので、自然、面接はとても狭き門になります。

中途採用が、実績や経験を重視するのはある意味当然なのです。

また、運良く採用されたとしても、給与のベースは、当然全く新しい仕事なので、一からとなります。

給与UPどころか、給与ダウンからの出発となります。

このようなリスクを避けるためにも、可能であれば、同じ会社での部署異動を考えるべきです。

例えば、営業がどうしても向いていないなあ~と考えた場合(私もどちらかと言うと、合わなかった方ですが、三度の飯より営業が好きという方もいて、驚かされました。)、上司は、営業部での実績をみながら「顧客との関係性も問題なかったし、知識も豊富である。それならば全体の営業方針を立てる戦略部門ではどうか?あるいは広告宣伝部門はどうか?DTPの知識はなくても、顧客との豊富な知識を生かしてもらいたい。DTPはOJTで覚えさせるようにしよう。」

といった感じで割とスムーズに異動が決まる場合があります。(もちろん会社の時期や要求性で違いますが)

同じ会社での異動は、割とスムーズに話が進む事、異なる職種でも人柄やこれまでの知識が生かせればチャレンジさせてもらえる事、そして何より給与は下がる事はなく、維持される事が最大の利点です。

今の会社の風土や、給与にそれほど不満がないのであれば、まずは同じ会社内の異動によって、あなたの向いている仕事を探してみてはいかがでしょうか?

また、普段より興味のある職種や部署があるのであれば、その社員と仲良くなって、上司はどんな人なのか、仕事量はどのくらいか、残業は多いのか、などなど色々聞いておくとよいでしょう。

せっかく希望して異動したのに、前の仕事よりも向いていない事が明らかになったら、それこそどうしようもありません。

転職して新天地を目指す

どうしても、会社の風土になじめない、給与が不満だという場合は、リスクは高いですが転職を考えてみましょう。(リスクの大きさは前節でお話した通りです。)

ただ、現在の仕事は「向いていない」事は分かっていますが、では、「どんな仕事が向いているのか?」という自分探しから始めなくてはいけません。

「こんな仕事が向いているのでは?」という当たりを付けたら、実際どんな働き方になるのか、転職エージェントさんに色々聞いてみましょう。

そして、できれば実際に働いている人の話などが聞けるとよいですね。

面接では、「未経験」という所から始める事になります。

書類選考では、実績や経験のある人に比べ、不利である事は否めません。

落ちても、あまりクヨクヨせずに多くの企業をあたってみます。

もし、面接までこぎつけたらしめたものです。

これまでの経験や知識をどのように新しい仕事や会社に生かしてゆくのか、存分にアピールしてみてください。

「自分がやりたい仕事とは?」を、もう一度考えよう

哲学者「仕事が向いていない」と言われるのと、自分で感じるのでは大きな違いがあります。

前者は、人の言うことは気にしないで自分なりのスタンスで「合う」「合わない」を再検討してみましょう。

後者は、給与や人間関係などの外部要因を除外して「本当に今の仕事は自分に向いているのか?」考えてみましょう。

もし、「向いていない」と感じるのであれば、まずは同じ会社での異動を考えましょう。

また、リスクは高いですが、思い切って社外に飛び出すのもよいでしょう。

ただ、全てに言える事は「自分に向いている仕事って何だろう?」と考え続ける事です。

これは、もしかしたら死ぬまで分からない永遠のテーマかもしれません。

ただ、考え続ける事がとても重要な事なのです。



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