生保レディの退職理由5つ

大手生命保険会社に入社し、ノルマも順調にこなしながら月日が経ち入社2年が過ぎ3年目に入ったころに、突然の落とし穴がありました。

その落とし穴を上手にかわせた方はお仕事を続けられますが、かわせずにはまってしまった場合・・・自然と保険の営業を辞めたくなってくるようです。

保険会社で働いてる生保レディなら誰でも一度は考える退職したくなる理由をいくつか並べてみました。

生保レディのよくある退職理由

①給金が安定しない日雇い労働と同じになってしまう

生命保険会社に入社してすぐの頃は、営業成績にあまり左右もされずに日々の勉強と新規契約・顧客の確保とすることが多いのですが・・日数が経ち入社3年目くらいから、給料体制が変更され歩合制にもなったりもするので給金が安定しない日雇い労働と同じになってしまう事もあり、生活環境を改善する為に保険会社を退職するセールスレディの方は多いです。

②新規契約がとれずに周囲からのプレッシャーに負けてしまう

生命保険会社に入社してまだまだ新人だった頃に、契約して頂いたお客様最初は振り向いても頂けなかったけど、足しげく通い続けた結果新規契約を結んで頂けたお客様・最初の滑り出しは順調でもその単純といっては失礼になるかもしれないですが、ほぼ同じ内容の職務を同じペースでずーと続けなければなりません。

最初できてたこと事が、時間が経つごとに出来なくなってしまうのが保険業界の怖い所です。

入社して年数が経つと、当然の事ですが周囲から結果を求められます。

もし同期入社の方が、成績上位だったりした場合はもう地獄の様なプレッシャーを感じる日々になります。

新規のお客様を増やすことと、保険商品をより多く販売しなきゃいけないという責任感ともしできなかったらどうしようという不安から、心身共に衰弱して体を壊すケースもあります。

決断の早い人は、そうなる前に保険業界に見切りをつけて退職してしまいますね。

生命保険会社で働く際に、何を優先すべきかは個々によっても違うと思いますが健康で元気に笑える強い心と打たれ強い精神が一番大事かもしれませんね。

③保険会社で働き続けるメリットが異常に少ない

保険会社のメリットといえば、他の会社には少ない営業能力と高いコミュニケーション能力・後は話術だと思います。

ですが、生命保険会社で働いてる生保レディの皆さんに特別にスキルアップがあるかと聞かれれば答えはノーになります。

生命保険会社で働いて将来像が定まってる方には、どんな苦難も乗り越えられると思いますが、そうでない場合保険会社で働いて自分の技術を高めスキルアップを望んでも高い確率で、スキルアップは望めず入社当時から少々の待遇の変化はあっても自身で動いて成績を残さなければ、お給料を下がる一方ですし・・貯えもできません。

生保レディとして、働き続けてもいつしか現実を知ってここではもう私は無理かもと諦めて職場を去ってしまうセールスレディは決して少なくないのです。

④基本的にお休みがないのが辛い

保険営業をしてると、曜日時間に関係なく顧客のお客様から電話がかかってきます。

営業用の電話はもちろん自分の携帯電話なのですが、お客様が連絡を取りたい時間とこちらが電話をかけ来てほしい時間は、決して一緒ではありません。

こちらの希望が午後14時以降でも、お客様は昼頃でないと電話ができないというケースもあります。

午前中は営業回りで疲れたから、昼食はゆっくり食べたいと思ってお店に入って間もなく『保険の事で聞きたい事があるんだけど、今からこれる?』なんて、連絡が来ることは結構頻繁にあるのです。

今お昼ごはん食べてるので、後30分待って下さいなんていう事は口が裂けても言えません。

結果お昼ごはんを食べない状態で、お客様のもとにいきお客様が知りたがってる事があったら、きちんと理解できるまで説明をし納得のいくまでお付き合いするのも保険のセールスレディの大切な仕事です。

では、食べ損ねた昼食はどうするの?って思いますよね?

お昼を食べ損ねた場合はその時の状況にもよりますが、私は狙った様にお昼時に連絡がくることが多かったので、基本お昼ごはんはコンビニのおにぎりかお弁当、スーパーで購入した丼もの等・・手軽で簡単に済ませられるご飯が多かったです。

ご飯をきちんととれないだけでも辛いのに、一番困るのは夜遅い時間でも連絡が掛かってくることもあります。

あまり遅い時間ですと、お客様のお家に行くわけにもいかないですので翌日の予定を聞いて、お約束をしてお家に訪問するという形になります。

お休みがあっても、電話がかかってくれば出ないわけにもいきませんしかといって、電話にでて来てほしいとお願いされればどういう状況でも準備をして行かざるをえません。

呼ばれていったお客様のお家で、お茶やお菓子を用意して出迎えて下さる事もあるので悪い事だけではないのですが、プライベートな時間がほぼ持てないのも保険会社のお仕事を長く続けれない1つの要因かもしれません。

⑤退職願を提出してもすぐに辞めれない

生命保険会社は常に人手不足です。

年間を通してセールスレディの募集をしてるくらいです。

私自身も親戚から声をかけられ、生命保険会社では働いたこともなかったので経験になると思い、面接をうけ試験をうけ就職をしました。

社内の雰囲気は良かったです。

ですが、実際働き始めると他に会社にはないシステムと自分の意見があまり通らずあくせく働いても、結果に結びつかずで自分の考えてた理想の仕事とほど遠いという現実を知りました。

生命保険会社を退社したいと思う方は、一般企業からすればかなり多めです。

ですが、辞めたくなった時にすぐに辞めれるわけではなく会社あるいは勤め先の支社の方から、大体引き止められます。

理由として、一番多かったのが今すぐだと後任がいなくて困るからもう少しだけ待ってほしいと、散々言われ続けた方もいます。

困ってるみたいだからもう少しいいかなと思い、辞めようと思った生命保険会社で働き続けると、辞めそびれて最終的に辞めれなくなる事もあります。

一度決めたことは、相手の気持ちを考えるのも大事ですが自分自身の判断を最優先する様に心がけましょう。

生保レディを辞めた後が心配

生命保険会社で働いても結果がでなくて、自分のプライベートもなくおまけにストレスのたまる一方で、もう本当にこの仕事続けるの嫌になったというセールスレディの方は意外と多いです。

ですが、セールスレディを辞めてもすぐに転職できないケースも多いのも事実ですね。

生命保険会社で働いてると、話術関係のスキルはアップするそうです。

でも実際の所、保険業界というのは特別枠というんでしょうか?

一般企業にはあまり存在しない特殊な商品を販売してます。だからこそ他では得られない知識・技術・経験を積める貴重な職場でもあります。

自分自身を高めたり、技術を磨くのはとても大切なんですが・・人間同士での繋がりの中から得られるものも少なくはないです。

生命保険会社は一般企業にはない生保ならではの、可能性があるはずです。

仕事に限界を感じ、諦めてしまうセールスレディの方は年々増えてます。

でも諦めずに同じ場所で頑張り続ける事で、ここでしか見つけられない素敵な何かをきっと見つけられると思います。

可能性は無限なので、営業は私には向いていないと決めつけずに自分にもできるかもしれないと考え方を変えて、未知の分野に挑戦をして欲しいと思います



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