最近、

「何か仕事をやりたくない、仕事を辞めたいと思うようになった。」

「仕事を辞めたいと思うが、それは自分の甘えなのではないか?」

と悩んでいらっしゃる方はいませんか?

決してそんな事はありません。むしろ、「うつ」「うつ病」になる前に転職すべきです。

そんな悩んでいる方に向け、うつになる前に転職するべき理由をお話していきます。

仕事を辞めたいと思う事は、正常な証です

考える1まず、「仕事を辞めたいなあ」と漠然とでも構いませんので、思っている方、じつはまだ「正常」です。

ただ、もし、実際に様々な身体症状がある方は(夜眠れない、朝体がだるく動けない)一度心療内科に行ってみる事をお勧めします。

この「仕事を辞めたい」という感情と「いや、自分の仕事を投げ出すわけにはいかない。」「好きな仕事だから頑張れるはずだ。」「会社に迷惑をかけたくない。」といった「辞めない」感情は常に相反しており、いつも自分に中でそれを両天秤にかけている状態ではないでしょうか?

こうした、両方の感情が存在する状態は、ある意味まだ正常な状態です。

気持ちの面ではいつももやもやしており、あまり晴れる事がないので、すがすがしくはないのですが。

こうした「正常」な状態の時に、自分の「辞めたい」という感情を大事にして、なぜ「自分は辞めたいと考えているのか?」よく考えてみましょう。

また自分の将来設計なども見直してみるとよいでしょう。

この時期は、ある程度理性的な判断や客観的な判断もできますので問題ありません。

また、転職活動をするのであれば、この時期が「最適」です。

後述しますが、「うつ病」やその前段階になると、もはや正常な思考自体ができず、転職活動もほとんどできない状態になってしまいます。

感覚が麻痺しだすと、正常な思考も鈍ってきます

精神病1「仕事を辞めたい」「仕事を辞めない」この二つの相反する感情が存在する内はよいのですが、「仕事を辞めない」という理屈付けが勝ってしまい「考えないようにする。」という状態や「忙しくて考えている暇も無い、とりあえず(辞めたい)という事は忘れよう。」という感じでほったらかしていると、段々感情や思考は鈍ってきます。

表面上は、何事もなく過ぎているように見えるのですが、やがてそれは身体症状に表れてきます。

よく眠れない(寝付きが悪い、寝てもすぐ起きてしまう)、月曜日の朝体がだるい、動きたくても動けない、これまでに感じた事の無い自己嫌悪や自己否定の感情に襲われる、なぜか涙が出て止まらない事がある、などなどです。

こうした身体症状は、体からの「感情を無視しないで!」のSOSサインなのですが、重要な事は、体がSOSを出さざる得ないほど、すでにあなたの思考や感情は麻痺しているという事です。

この段階では、すでに「うつ病」と診断されるほど症状が進行している場合と、自己回復できるギリギリのラインで止まっている人がいますが、一刻も早く、生活を変えるなりして、「休息」を取り、自分の気持ちに向き合う事が必要です。

ただ、「家から出られなくなった」「朝起き上がれない」など、すでに生活に支障をきたす状態であれば、迷わず「心療内科」を受診するようにしましょう。

うつになる前に転職すべき理由

精神病2「うつ病」になってしまうと、もはや「転職活動」どころではありません。

まずは、「休む」という事が重要になります。

以下、「うつになる前に転職すべき理由」を述べてゆきます。

最初に申し上げておきたいのは、万が一「うつ病」になっても、ある程度時間はかかるかもしれませんが、回復する事が可能です。

またこうしたつらい時期を乗り越えてきた事で、人生の転機になった方もたくさんいらっしゃいます。

うつ病はとてもつらい病気です

「うつ病」自体はとてもつらい病気です。

これまで何の苦もなく行えてきた事ができなくなり、また強い自己否定や自己嫌悪の感情が襲ってきます。

ひどい場合は、ほとんどベットから起き上がれない、という状態が長期間続く事もあります。

また、ある程度症状が良くなっても、実際に会社で働いたりするようになるまでには、長い回復期間(リハビリ期間)が必要になります。

自殺者もある一定の割合で、起こってしまいます。

それほど、つらい症状が長期間に渡って続いてしまう事を覚えておきましょう。

家族関係や友達にも多大な影響を及ぼします

「うつ病」はその病気のせいで、個人の気質や性格までもが変化してしまいます。

逆な言い方をすれば、「自分はどうしょうもないやつだ」などの自己否定的な感情は「病気」が思わせており、決して本来の「自分」ではないのです。

ただ、周りの家族はそのように「別人」のようになってしまった患者をみて、つらい気持ちになる事は想像にかたくありません。

「家族に迷惑をかけたくない」「かっこ悪い所を見せたくない」という真面目な人ほど、返って自暴自棄になり家族を傷つけてしまう事があるようです。

これは「友人」関係においても同様で、自分から「会いたくない」という事で、関係性を断ち切ってしまう方がとても多いと聞きます。

また、家族にとっては金銭的な問題ものしかかってきます。「休業手当」や「健康保険」「各種民間の保険」など、あてにできるものがあればよいのですが、なければ収入はゼロになってしまいます。

このように「うつ病」になると、これまで築いてきた人脈や友人関係、家族関係にも多大な影響が出るという事は認識しておきましょう。

うつ病は回復までに時間がかかります

「うつ病」は、回復までにある程度の時間を要するのも大きな特徴です。

風邪のように薬を飲んで1週間で完治という形にはなりません。

短い方でも半年~1年、長い方だと数十年という期間を要する場合があります。

症状が緩和されても、実際にこれまでのように仕事に復帰するには、かなりのリハビリが必要です。

まず、家から出られるか、電車通勤は可能か、簡単な軽作業はどうか、人間関係が発生する仕事はどうか、などなど時間をかけて慣らしてゆきます。

また、この時の特徴的な症状として、良くなったと思ったら悪くなる、を繰り返し、波のような上下動を繰り返しながら、全体的には回復してゆくという事があります。

ですので、患者さんは、ある日には、外出もできて電車にも乗れたのに、次の日は外にも出れないほど気分が落ち込むという上下動で、とてもつらい思いをされるようです。

「復職」するにしても「転職」するにしても、一度「うつ病」になってしまうと、かなり時間がかかる事を覚えておきましょう。

うつ病後の転職活動はかなり絞られてしまいます

「うつ病」は、時間はかかりますが、治る病気です。

ただ、回復後まったくこれまで通りの仕事を続けられるかどうかといえば、それば難しい場合も多いようです。

もっとも簡単なのは、「復職」のケースです。あなたがとても「会社」に信頼されていれば、会社内である程度の軽い業務でリハビリ後、元の職に戻してくれる場合もあります。

ただ、「うつ病」が長引き、退職を余技なくされ、回復後に転職活動を行う場合は厳しいのが現状です。

「うつ病」を隠して「転職活動」はできますが、雇用後はまったく考慮されませんし(言っていないので当然ですね)、それが原因で「うつ」が再発してしまえば元も子もありません。

また、会社に虚偽の申告をしたことにより、問題にもなります。

逆に「うつ病」である事を申告して転職活動した場合は、特に管理職などの重要なポストに再雇用される事は難しいでしょう。

これまでのキャリアやスキルは一度捨て去り、新しい気持ちでキャリアをやり直す事から始める事が必要になってくるでしょう。

今ならまだ、キャリアアップやスキルアップの転職が可能です

「うつ病」になる前であれば、ある程度仕事のやり方を変えたり、意識的に「休息」を取るように心掛けてみましょう。

そうして、「仕事を辞めたい」という気持ちと素直に向き合ってきましょう。

まだ、この段階であれば、理性的判断が可能です。

「仕事を辞めない」という決断をあなたが最終的にした場合でも、その辞めたいと思った現状を打破するためのよい契機になります。(ただ、現状を変えるのが難しいようであれば、体を壊す前に、転職をする事を強くお勧めします。)

また、「転職」を決断したのであれば、現在の職種を元に、スキルアップやキャリアアップの転職が見込めます。

これが「うつ病」になってしまってからでは、スキルアップやキャリアアップは到底おぼつきません。

むしろ何年かかっても、原状復帰するのも厳しい状態となります。

「うつ病」になるという事は、あなたがこれまで築き上げたスキルや経験を丸ごと失うという事に成りかねません。

そうならないように、ぜひ「うつ病」や「うつ」になる前に、「転職」を決断してみましょう。

今ならまだ、年収維持、あるいは年収アップが見込めます

金銭面を考えるのであれば、ぜひ「うつ病」になる前に転職を決断しましょう。

「うつ病」になった場合、もちろんいくつかの金銭的な補填が効きます。

「休業手当」「傷病手当」「各種保険」などがそれに当たりますが、現在の年収維持は厳しいですし(休業手当はもらえても、現在の給与の何割か)、給付期間も限られています。

あくまで、「うつ病」の間、生活に困らない程度の金額と認識しておきましょう。

キャリアアップや年収アップを望むのであれば、あなたがまだ元気で正常な判断ができる内に「転職」を決断しましょう。

もちろん、会社にとってもあなたが「うつ病」になる事は本意ではないかもしれません。

ただ、「うつ病」になってしまえば、法律の範囲内での手当などはしてくれますが、基本的には「一生面倒見る」というような事は期待できません。

現在社会は、個人と会社の関係はとてもドライです。

そう考えて、自分の自己管理(セルフコントロールやリスク管理)は徹底させるべきです。

仕事を辞めたいと思ったら、まずは自己点検を

考える2「仕事を辞めたいなあ」と思ったら、まずはその気持ちを大切にしてください。

決して、「甘え」「なまけ」ではありません。

自分がやりたかった仕事でもそうです。

会社に恩義があっても同様です。

「仕事を辞めたい」と思うからには、それなりの正当な理由があります。

世間がどのように言おうが、自分の正直な気持ちだけは、自分で認めてあげてください。

そして、自分自身と正直に話し合ってみましょう。「答え」は必ず、自分の中にあります。

また、自覚症状がないかどうか、もう一度点検してみてください。

もし、いくつかの症状が出ているのであれば、それは体からのSOSサインです。

かなり無理しており、現在の会社ではそれを是正する事は難しいという所まで追い込まれています。(改善できるのであれば、とっくにできているのではありませんか?)

そのような場合、診療内科に行く事も場合によっては必要かもしれませんし、何よりもまず「休息」を取り(まずは有給休暇でOKです)、「転職」を速やかに決断される事をお勧めします。



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