仕事に行きたくない・・と思う事は、誰にでも1度はあるのではないでしょうか?
理由は、その人その人で様々な理由があります。
ここでは、その理由ベスト10を紹介し、その対処法を探って行きます。
1位:上司との仲が悪い!
会社での悩みの多くは「人間関係」とも言います。
その対象が、つねにコミュニケーションが必要な相手で、自分の仕事や給与にも多大な影響を及ぼす「上司」であったとしたら、事は重大です。
仲が悪かったら、「会社に行きたくない」と思うのも当然のことでしょう。
上司とうまくいかない理由は様々ですが、多くは「仕事のやり方」に対する食い違いです。
あなたにも仕事のやり方やプライドがあると思いますが、上司にも上司の考え方ややり方があります。
それに常に従えとは言いませんが、上司の指示や指導を自分のいいように解釈していませんか?
最も嫌われる部下の筆頭が、「上司の言うことを聞かない部下」です。
少し上司の言い分にも一理ある、と考え、受け入れてみてはいかがでしょうか?
ただ、残念な事ではありますが、上司としての最低限の事、人間として最低限のモラルすら守る事ができない「上司」というものは少なからず存在しています。
そうした場合、あまりためらわず、異動や「転職」を考えてみましょう。
あなたの体が壊れる前に、行動する事をお勧めしておきます。
2位:部下が言うことを聞かない!
上司にとって、部下の管理は絶対条件です。
ただ、まったく言うことを聞かない、ことあるごとに自分の管理能力を指摘される、などの場合、「自分には上司として部下を管理する能力がないのではないか?」と悩んでしまう方もいるのではないでしょうか?
実際、年齢が若い上司で、自分より年上の部下を扱う場合、こうした事例が多く散見されるようです。
上司として、部下を管理する上での絶対条件は「部下を平等に扱う」事です。
これは仕事のレベルや量、質を同じにしろ、と言っているわけではありません。
部下は上司の行動を良く観察しています。
気に入った人だけを特別扱いしていないでしょうか?
あなたは、そこまで思っていなくても、自分の年代に近い人、お気に入りの異性などへの声かけが頻繁、という事はありませんか?
努めて、こうした「扱い」は平等にしておかないと、不満が残ります。
上司も、好き嫌いがあって当然の事です。
特に、年上の年配部下は取り扱いにくいのも当然でしょう。
ただ、仕事の量や質は違っていても、「扱い」は努めて平等にしましょう。
まずは、部下が平等に、そして安心して仕事に取り組める環境作りを行うのが、管理職の第一歩です。
3位:職場で孤立している
職場で孤立している場合、会社には中々いく気分にはならないでしょう。
多くは上司との関係性が悪く、その余波で部署の仲間と疎遠になってしまう、という場合です。
もし、上司がそうした事を助長している場合は、上司失格ですので、一刻も早く離れる事を考えましょう。
その場に無理してとどまる必要はありません。
ただ、上司との関係性がそこまでではない、という場合は、自分で壁を築いていないかチェックしてみる必要があるかもしれません。
職場で孤立している・・と感じている場合、多くは疑心暗鬼に陥っており、些細なことでも、上司の悪意があるのではないか?みんな何か示し合わせて企んでいるのではないか?という感じで物事を見てしまいます。
結果、自分から話し合いの腰を折ってしまったり、尊大な態度を取ってしまったり、という事はないでしょうか?
もし、そうした事があるのであれば、ぜひ自分から会話してみたり、相談事なども積極的にしてみてはいかがでしょうか?
意外に、あっさり組織内に受け入れられる場合がありますので、ぜひ試してみる事をお勧めしておきます。
4位:セクハラ、パワハラを受けている
上司からセクハラ、パワハラを受けている、という場合、あまりその場所に留まる事はお勧めしません。
実はセクハラ、パワハラが多く散見される職場というものは、もちろん個人の資質に寄るところが大きいのですが、まわりの環境も大きく影響します。
つまり、セクハラやパワハラを助長している、見て見ぬフリをしている会社の風土がある、という事はないでしょうか?
こうした場合、この会社に留まるよりも、一刻も早く、転職される事をお勧めします。
もし、自浄作用が期待できる環境(つまり、セクハラ、パワハラが露見すれば、それなりの厳しい態度で処分される事が期待できる。社内制度で決まっているだけで形骸化している場合も非常に多いので、注意が必要!)であれば、上司の上司、総務部などに相談してもよいでしょう。
1人で苦しんでいる状態であれば、一刻も早く行動を起こすことをお勧めしておきます。
5位:仕事量が多すぎる!
仕事量が多すぎて処理仕切れない、という場合、会社に行くのは憂鬱という事はあるでしょう。
また、残業などもほぼ毎日で、疲れや睡眠不足が慢性化しているようであれば、朝会社に行くのも辛いのではないでしょうか?
処理できないほどの仕事量なのであれば、あたりまえですが適切な量に戻す必要があります。
むしろ、あなたはとても頑張り屋さんで、仕事を頼まれればイヤとは言えない、何でも引き受けてしまう、といった事はないでしょうか?
もしそうなのであれば、上司に仕事を頼まれる場合のシュミレーションをしてみましょう。
上司から「○○を2日後までにやっておいてくれないか?」と頼まれるとしましょう。
「う~ん、今○○でとても忙しいのですが・・・・・・まあ、はい、何とかしてします。」という感じの結論になっていませんか?
まず、「○○で忙しいので無理です!」とまず断ってみましょう。
その後の上司の態度次第では、少し妥協する必要もあるかもしれませんが、ともかくまずは「断る」というところから始めると、その後の「交渉」は有利に進める事ができますよ。
勇気を持って、まずは「無理です!」と言ってみましょう。
6位:会議でつるし上げられる
普通の業務ではそうでもないが、会議の度につるしあげをくらい、会議の日は憂鬱で会社に行きたくない、という方は意外に多いのではないでしょうか?
会議の様子を見ていると、「あいつ、成果もそれほどでなく、資料もいい加減なのに、あまり怒られないな・・」という方はいませんか?
ぜひそうした人のまねをしてみましょう。
標準的な事を言えば、そうした人はまず上司との関係性が良好です。
つまり、会議の前にある程度ネゴシエーションが完了しているのです。
会議前にある程度報告が完了しているとも言えるでしょう。
もう一つ重要なのは、会議資料は簡潔に、口頭で言い負けない、という事です。
会議が不安な人は、資料も完璧にしがちですが、突っ込まれそうな部分は無理に資料にしなくてもよいです。
文字にしてあると、かえって突っ込まれる可能性がありますので、聞かれたら口頭で伝えるようにしましょう。
もし、突っ込まれた場合、決して言い負けない事が大事です。
良く聞いていると、支離滅裂な事を言っている人も実は多いのです。
論理的であるよりも、言い負けない、という事に重点をおきましょう。
そして、まずは会議で怒られない人を見て、よく観察してみる事が何よりも重要な事です。
7位:通勤時間が長すぎる
通勤時間が長すぎると、疲弊してしまい「会社に行きたくない」という気分が強くなるという事はありませんか?
また、多くの社員にとって「時間の使い方」はとても重要です。
毎日30分通勤時間が長いだけでも、往復で1時間、1ヶ月で20時間、1年ではなんと240時間もの差がついてしまいます。
私が、この事を痛感したのは、朝の始業前30分の使い方です。
管理職にとってはゴールデンタイム(黄金の時間)と言われている事をご存じでしょうか?
部下が来る30分前に来て、1日のスケジュール管理や自分の仕事を片付けるのです。
これの重要性は本当に痛感していたのですが、私がこれを実行する場合、5時半に起きなくてはならず「通勤時間が短ければなあ・・・」と常々思っていました。(結局、私は実行しませんでした。その程度の気概しかなかったと言われてしまえばそれまでですが・・・)
もし、あなたに持ち家がなく、また長くその会社に勤めるつもりなのであれば、ぜひ引っ越ししてでも、通勤時間を短くする事は検討してもよいでしょう。
それだけ、通勤時間の差は無視できないものだ、という事は認識しておきましょう。
8位:仕事が面白くない:スキルが足らない
自分のスキルが足らず、仕事がうまくいかない、トラブルが連続する、という場合仕事が面白くないと感じられても仕方がない事でしょう。
結果、会社に行きたくない、と思っても仕方のないことかもしれません。
何とか、短時間にスキルを上げる方法はないものでしょうか?
一番早い解決方法は、自分で調べるよりも、人に聞く事です。
自分で調べなければ、身にならないのではないか?と思う人もいるでしょう。
確かに、その通りです。
ただ、会社の仕事というものは、様々なノウハウによって成り立っています。
パソコンを習得する過程を思い出してみるとよいでしょう。
膨大なマニュアルを1から調べるよりも、自分で使いながら(つまり仕事をしながら、走り続けながら)知らない部分があれば、知っている人に聞く方がはるかに早く習得できるのが分かる事でしょう。
会社の仕事も、このようなものだと考えましょう。
ですので、ここで重要な事は、あなたが知らない事を知らない事と認識し、知っている人に素直に「知らないので教えてください!」と言うことができるかどうかです。
できない場合、余計なプライドが邪魔していないのか?など自分の心の内部をみつめてみてもよいでしょう。
9位:仕事が面白くない:モチベーションが湧かない
スキルは十分にあり、仕事も比較的順調であるが、何か仕事が面白くない、という事はありませんか?
そうした場合、「本当にこの仕事が自分のやりたい事なのだろうか?」と考えてみる事は大事かもしれません。
何しろ、人生は今や80年近くあるのです。
その人生の中心となる仕事を20代前半で決めてしまう事になります。
当然、30代、40代、50代と人生が進む内に、考え方や価値観は変わってきても何の不思議もありません。
そうした価値観や人生観が変わってきている場合、今の仕事とベクトルが違ってくる、という事は十分考えられる事なのです。
もちろん、その上で今の仕事を続けるという事でもよいでしょう。
ただ、モチベーションの低下を意識し始めたら、「本当にこの仕事が自分のやりたい事なのだろうか?」と考え、他の仕事や副業などを検討してもよいでしょう。
10位:意外に重要?ランチタイム難民
意外にランチタイムの過ごし方で、迷ったりしていませんか?
特に、現在の部署で孤立している場合、ランチタイムは恐怖の時間という事はないでしょうか?
一時期、トイレでランチをする若者がいるという事で話題になった事もありました。
そこまで行かなくても、同じ店で上司とばったり遭遇すると、何かと気まずいという事もあります。
また、ランチに自分だけ誘われない、というような嫌がらせもあるようです。
どちらにしろ、ランチタイムの過ごし方は、意外に精神的ストレスになるのです。(結果、会社に行きたくない、と思う事も。)
このような場合、比較的遠い店などに行くとよいでしょう。
なるべく外出して気分を晴らしましょう。
デスクで食べられる場合、そうしてもよいですが、何かと精神的ストレスが高いのではないでしょうか?
昼休みぐらいは会社の人がいない遠い場所まで外出して、気分を晴らすと良いと思いますよ。