人間関係で仕事を辞めたいと思ったら即転職すべき!人と環境は変わりません!

「会社の人間関係で悩んでいる。」

「会社の人間関係で悩んでおり、会社を辞めたい」

と考えてる方はとても多いのではないでしょうか?

そんな方に向け、転職すべき理由、転職を決断する上手なコツについてお話します。

人間関係は一瞬で決まります

アイコンタクト人間の信頼関係や緊密さは、長い期間かけて築き上げてゆくものだ、と思っていませんか?

確かに、夫婦関係などはそうでしょう。

ただ、会社の関係性および多くの人間関係というものは、一瞬で決まる事をご存じでしょうか。

それも、初対面でほぼ決まってしまいます。

初めは、まさに会った時の「アイコンタクト」のわずか数秒ほどで決まります。

相手がこちらに好意があるかないか、興味があるかないか、上下関係はどうか、といった大枠はすでにこの数秒間で決まってしまいます。(好きになってしまった異性を思い浮かべるとよいです。典型例です。)

そして、初めて会い、ものの10分間程度の話をするだけで、ほぼその「人間関係」の大枠は決まってしまいます。

「この人とはどうしてもそりが合わない」という感情はすでにこのとき、その萌芽が見られます。

そして、こうした事は、自分にしろ、相手にしろ「どうしようもない」(自分では変えようがない)という事を覚えておきましょう。

人間関係は簡単には変えられません

コミュニケーションこうして初対面において、大枠ができた人間関係は、関係性を持てば持つほど深まってゆきます。

それも、本人たちが望まない方向性にです。

これは、お互いにコミュニケーションパターンを持っている事に起因します。

「どのような話題や話でも、この人と話すとかならず気分が悪くなる、けんかになる。」というような経験はないでしょうか?

これは、相手が一定のコミュニケーションパターンを持っており、ある一つの「結論」に向かっているためです。

そのため、どんな工夫をしようとも、深い「わだち」のようにはまって動けず、ある一定の「結論」(それも望まない形の)に向かって進行してゆきます。

そして、このパターンは、時間が経てば経つほど、繰り返され、深まり強化される事が非常にやっかいな所です。

そのため、何とか途中で「人間関係」を変えたい、何とか仲良くしたい、と思っても、非常に厳しいのが現実です。

何か外部の巨大な力関係や、どうしてもやり遂げなければならない事態が出てくれば、このコミュニケーションパターンを入れ替える事も可能です。(夫婦関係などは、こうした側面が強いかもしれません。もちろん耐えきれず離婚を選ぶ場合もあります。)

ただ、会社の人間関係はある意味とてもドライで希薄です。

こういった状況下では、大胆なコミュニケーションパターンの変更は起こしづらいのが現実です。

試すべき人間関係を変化させる方法

一度できた人間関係を変えるのは至難の業です。

しかし、そうはいっても「転職」を考える前に、ある程度の施策を打ってみてもよいでしょう。

簡単にできる技をいくつかお教えしましょう。

「人間関係」が良くない場合、相手の悪い所しか見ていない場合が多いです。

あえて、ですが、相手の良いところを3つほど書き出してみましょう。そして、その人の「よい場面」を具体的に頭の中にイメージしてみて、実際に会った時にも使ってみましょう。

人間関係というものは、非常に微妙で精緻なものですので、良いイメージを脳内に描いているだけでも、若干コミュニケーションパターンは変化するものです。

もちろん最初は、非常に微妙なものですが、少し変化があったと思えば、それを「てこ」にして少しずつコミュニケーションパターンを変化させてみましょう。

もう一つのテクニックは、「人の話を聞いている」と思わせる技術です。

嫌な人との会話はとても苦痛なものです。

そのため、ほとんど聞いていない、聞いていても仏頂面というケースが多いです。

これではコミュニケーションを改善しようと思ってもしようがありません。

あえて、ですが、いつもより「うなずき」や「うん」「ええ」などの相づちを意図的に増やしてみましょう。(あと、無理してでも笑顔を)

これで、相手が「こいつは分かってくれている。」と勘違いしてくれればしめたものです。

コミュニケーションパターンが変わるかもしれません。

即転職すべき人間関係

けんか2ここでは、すぐにでも転職を考えるべき人間関係について述べてゆきます。

人間だれしもが誰とでも「仲良くしたい」と考えています。

しかし、それに捕われていると取り返しのつかない事態になる事も考えられます。

「うつ病」などを発症して、自分が壊れるまえに、さっさとその人間関係を終わりにする事を決断する事も重要です。

それほど、人間関係の悩みは深く、重大である事をまずは認識してください。

即転職すべき人間関係:上司

即転職すべき人間関係の筆頭が、「上司」です。

何が違うかというと相手は「権力」を持っているという点です。

相手は、不当にこちらの給与を低くする事ができます。(人事評価)

相手は、不当に異動・転勤させる事ができます。(人事権)

こうした、大きな権力を持っている上司の前では「人間関係」が悪いでは済まされません。

もちろん、会議においてさらし者にする、叱責する、などは十分「パワハラ」に該当する事案です。

ただ、そこまでの具体的な圧力がなくても、がんばって仕事をしても、上司にとってよい仕事とは受けとられず、人事評価で低い点数を付けられるとしたら、これは不利益以外の何者でもありません。

あまり、がんばって人間関係を良好にしようと思うよりも、不利益が出ている状況であれば、さっさと見切りを付けて「転職」をお勧めします。

即転職すべき人間関係:先輩

上司よりも別の意味でやっかいなのは「先輩」という存在です。

部下-上司という関係性は、ある意味会社の正式な組織ですので、おかしな部分があれば「是正」しようという動きが見られます。

ただ、先輩-後輩の場合、そこまできっちりしておらず、定義も「あいまい」です。

そのあいまいさゆえに、「自分の仕事を後輩に押しつける」「プライベートでも何やかんやと呼び出しをくらう」などの事案が発生しやすいのが事実です。

公式な関係性ではありませんので、きっぱりと拒否する事は可能ですが、ある一定のコミュニケーションパターンにはまり込んでいると、中々言い出せないという方も多いでしょう。

上司との関係性が良ければ、上司に相談するのがよいのですが、改善されない場合、やはりこの不快なコミュニケーションパターンを変化させるのは難しいと考えるべきでしょう。

「転職」を考える事をお勧めします。

即転職すべき人間関係:異性関係

会社内で、異性関係で悩む人は意外に多いのではないでしょうか?

できれば仕事に影響が出そうな同じ部署での「恋愛」など避けたいものですが、「好きになってしまったものはしょうがない。」という場合もある事でしょう。

もちろん、お互いに好きで付き合い始めればいいのでしょうが、問題は「ふられた」場合です。

とたんに、その部署には居づらくなってしまいます。

もし、そういった状況が耐えられないのであれば、「転職」を考えてもよいでしょう。

転職を決断する上手なコツ

ありがとう「人間関係で仕事を辞めたい」と漠然と考えていても、ではいつ決断するか?という部分で悩んでいる方は多いのではないでしょうか?

「転職」を決断する上手なコツを以下にお話します。

感情やストレスの程度をスケール化する

不快な人間関係において、どのくらい自分がストレスを抱えているか、自分でもあまりはっきりしないものです。

特に、「人間関係のストレスなどたいした事はない、自分の甘えだ。」という感じの方はぜひやってみてください。

やることは、自分の感情やストレスの度合いをスケール化する事です。

スケール化はもちろん自分で決めて良いのですが、例えばストレス度合いを1段階から10段階まで設定します。

そして1段階から10段階はどのようなレベルか具体的に定義しておきます。(細かく決められなければ、5段階でも構いません。)

そして、1日の不快な事(○○部長に叱られた、○○先輩にコピーを命じられたなど)を10段階でどのランクに当てはまるか、ランク付けをしてみてください。

こうしたランク付けは、日々自分が具体的にどのようなストレスに晒されているのか知る、よいツールになります。

デッドラインを明確にする

転職を決める「デッドライン」を明確にしておきます。

これは、どれが正解というものはありませんので、「自分でこれ以上の負荷がかかればもう耐えきれない」というものを決めておけばよいです。

例えば、「一週間でストレスのスケールが累積で、○○段階まで来たら転職を決意する。」といった感じです。

もちろん、「デットライン」はストレス度合いや、ある出来事(こうした出来事があればもう転職)、時期等でも決めてよいです。

大事な事は、自分でそのように決めたら、ちゃんとそのように(転職に向けて)行動できるかどうかです。

つまり、「堪忍袋の緒」は、誰でもない自分自身で決めるしかないのです。

決めたその日から行動する

「デッドライン」を超えたら、即刻その日から行動に移す事が重要です。

なあなあにしていると、せっかく決意したのに、日々の仕事に忙殺され、新しい行動を取る事ができません。

「その日から」行動といっても、何もその日のうちに上司に「退職」を相談しろという訳ではありません。

むしろ、一番ストレスが高く、ハードルが高いのが、「上司に退職を伝える」事なのです。

その日から行動するためには、最もハードルの低いものからやり始める必要があります。

具体的には、「転職サイトに登録する」「机の中を片付け始める」「引き継ぎの文書を書き始める」などです。

こうした行動を始める事により、最終的には「退職」の意思を上司に伝える事ができるようになります。

つまり、行動は決意したその日から、ただしハードルの低いものから始めるのが、最も早い転職への近道です。

人間関係で辞める事は恥ずかしい事ではありません!

男性退職会社でのストレスや不快の事の半分以上は、「不快な人間関係」というアンケート結果があります。

つまり、それほど「人間関係」の悩みは、多くの人が抱え、かつ重大な問題です。

「好きな仕事なのに、人間関係で転職するなんてくやしい」と思われる方もいるかと思います。

また、「どうせなら、嫌なあいつがどっかに行けばいいのに」と思われる方も多い事でしょう。

ただ、現状を変えられずに我慢している事は、非常に「うつ」「うつ病」になる危険性もはらんでいます。

また、権力を持つ上司の場合、その不利益は無視できないものになります。

「好きな仕事はどこにでもある、どうせなら年収UPやキャリアアップできる会社を探してやるか?」といった感じで、転職活動を始められてはいかがでしょうか?



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