中高年が未経験の職種に転職成功するポイント

中高年の方で、未経験の職種にチャレンジしたいという方は、

「この年で、未経験の職種に応募しても門前払いではないか?」

と悩んでいませんか?

そんな方のために、中高年で未経験の職種でも転職成功するポイントをお話ししたいと思います。

最大のポイントは「マネージメント能力」

本を読む男中高年の方が転職する時、「市場」は中高年の方に何を求めているのでしょうか?

それは、少なくとも新人のような末端の仕事ではないのは確かです。(末端の仕事であれば、新卒の方が給料が安いので、そちらが選択されます。)

それはずばり「マネージメント能力」です。

マネージメント能力とは、課題の抽出や成果の出る目標の設定、成果までの行程管理、部下への仕事配分と管理などなど、つまり会社という組織にいながらも、ほぼ独立して業務を請け負う事ができる程度の管理能力をいいます。

つまり、会社があるプロジェクトを始めるにあたり、そのプロジェクトのトップで指揮・指導する人材としての転職となります。

それでは、その「マネージメント能力」を発揮するにあたり、未経験の職種では難しいのでしょうか?

結論から言えばそんな事はありません。

確かに未経験の職種ですので、末端の細かい仕事については分からない事も多いことでしょう。

ただ、マネージメント能力自体は、全体を俯瞰する力ですので、必ずしも「自分がその仕事を経験していないとダメ」という事はありません。

むしろ、第三者的な客観的視点で仕事を見つめ改善する事ができるのではないでしょうか?

もちろんマネージメント能力の中には、その職種に精通しているプロフェッショナルを参謀として置いて、適時適切なアドバイスを受けるという手腕も含まれます。

こうしたマネージメント能力について、自分はどうなのか、ぜひ棚卸しをしてみてください。

そして、それを転職の面接時にプレゼンしてみてください。(自分なら、この組織・プロジェクトに対して、こういった目標設定と行程を作るなど。)

未経験の職種や業種であっても、きっと印象良く受け取られる事でしょう。

平社員でもマネージメント能力を養う方法

中高年で、また部下を管理したことがないという方でも、マネージメント能力がまったくないか、というとそんな事はありません。

マネージメント能力自体は、先ほど述べたように明確なゴールの設定やそのために必要な資材、人材の確保、行程管理、結果の評価などです。

自分自身1人でもよいので、こうした事をしたことがあるという場合は、ぜひ書き出してみて、転職面接時に生かしましょう。

やった事がないという人は今からでも構いません。

現在の会社(部署)の改善した方がよい部分などを書き出して、ゴール設定や工程表を書いてみましょう。

そして上司にプレゼンしてみて、実際に活動してみましょう。

これだけでもかなり「マネージメント能力」を養うことができます。

中高年に有利な転職サイトの探し方

ここでは、中高年が未経験の職種に転職する際に、有利と思われる転職サイトを
いくつかご紹介します。

転職にあたっては、従来の人脈を活用する場合もありますが、異なる職種という場合は、やはり転職サイトの活用をお勧めします。

中高年に特化した転職サイト

ごく最近まで「35歳の壁」という言葉が使われてきました。(35歳を超えると格段に転職活動が厳しくなるという意味)

ただ、現在ではあまり使われなくなってきました。

中高年だからといって、かならずしも「門前払い」という事ではなくなってきたのです。

それを反映して、中高年に特化した転職サイトなども出てくるようになりました。

こうした転職サイトでは、担当者や転職エージェントに中高年特有の悩み(ハイキャリアではないがどうすればよいか、体調が少し心配など)なども率直に話してみましょう。

あなたが、「市場」からどのように見られており、どういったクラスの求人にアタックすればよいのか、適切な分析をしてもらえます。

即戦力人材や高収入を謳う転職サイト

中高年向きというと、即戦力人材や高収入を謳った転職サイトもオススメです。

「自分には、人に自慢するようなキャリアやスキルはない」と考えている方でも安心です。

担当者や転職エージェントと面談しながら、これまでの自分の経験からスキルやキャリアを抽出してみてください。

思いもよらない、スキルが埋まっているかもしれません。

求人案件の多くは、やはり高収入であればあるほど難易度は高いものと思ってください。

プッレッシャーもありますが、ぜひハイクラスの求人に挑戦してみましょう。

未経験を逆に武器にする面接対応とは?

対面での面接未経験の職種への転職となると、やはり経験している人に比べて不利ではないか?と考えていませんか。

確かに、そういった側面は否定できません。

ただ、異なる職種にいたからこその強みというものもあります。ここでは、「未経験」を逆に有利に働かせるような面接時の対応について述べてゆきます。

経験を捨て去って、理論やノウハウを磨く

面接時によく自分の成功体験を延々と述べる人がいます。

異なる職種においては、これはあまり良い面接対応とは言えません。

むしろ、「これまでの成功体験に縛られすぎており、柔軟な対応ができないのではないか?」と否定的に捉えられてしまいます。

ですので、成功体験は成功体験としてその「経験」は捨て去ります。

その代わり、どんな職種においても普遍的に活用できる理論やノウハウを抽出してみてください。

それを面接時にプレゼンしてみましょう。きっと、好印象を与える事ができるでしょう。

新しい視点を持ち込む

様々な職種には、その職種なりのスタンダード(標準)があります。

異なる職種からの転職の場合、まったく違う視点から、その職種のスタンダードを見直す事ができます。

この新しい視点を持ち込むという手法は、とてもエキサイティングなもので、面接側も興味を持って聞いてくれると思います。

もちろん、「そんなにうまくは行かないよ」と否定的なコメントをする方はいますが、とても「チャレンジ精神にあふれた人」という評価をもらえる事でしょう。

気をつける点としては、あまりゴリ押しにならないように「こんな考え方もできます」程度のニュアンスにしておく事が無難です。

柔軟性や貪欲な開拓精神をアピールする

異なる職種から、全く新しい職種にチャレンジするという事で、その柔軟性や貪欲な開拓精神をアピールする事ができます。

例えば、「わたしはとても色んな事に興味を持ち、その仕事についてのやりがいや成長のためのステップをみつける事を得意としております。そのため、どんな職種や会社であっても柔軟にこれを受け入れる事ができます。○○という職種は未経験ではありますが、○○という理由で、とても興味を持っております。」

といった具合で、自分の性格分析もからめながら、その柔軟性やチャレンジ精神をアピールしてみるとよいでしょう。

中高年が異なる職種の平社員(契約社員)でも転職成功するポイント

販売員これまで、どちらかというとマネージメント能力を主体としたハイクラスな求人に関する話をしてきました。

それは当然といえば当然で、これまでと同様の収入を維持するのであれば、新人や若手と同じ仕事というわけにはいかないからです。

ただ、様々な事情があり、敢えて管理職ではない、通常の平社員や契約社員を選択する人も増えてきています。

理由は、家庭の事情であったり、自分の生き方の選択だったりと様々です。

ここでは、異なる職種の管理職ではない平社員あるいは契約社員に転職をする場合のポイントを述べます。

求人自体は、少ないということはありません。

特に人材が不足している介護、警備、運送、販売などの業界では求人数は多いので、探す事自体についてはそれほど苦労はない、というのが現状です。

これまでの年収や成功体験は捨て去る

中高年だと、これまでたくさんの経験やスキルをお持ちでしょう。

ただ、あまり生かそうと頑張るよりも、どちらかというと「全部捨て去って、真っ白な新しい気持ち」で転職活動に望んだ方がよいでしょう。

というのも、まったく異なる職種や業界にチャレンジする事になるわけで、これまでやってきた職種の標準(スタンダード)は通用しない可能性が高いからです。

さらに、あなたは平社員あるいは契約社員ですので、あなたより若い上司から細かい指示を受けながら仕事をする事になるわけです。

上司にとって、もっとも嫌な部下は「できない部下」よりも「言うことを聞かない部下」です。

ですので、面接時も、これまでの経験やスキルを前面に出すよりも、選んだ会社や職種でどれだけ自分はやる気があるのか、どんなことでもこなせる柔軟性があるのか、という部分をアピールした方がよいでしょう。

また、転職先を選択する際も、これまでの年収レベルで切ってしまうと、ほとんど見つかりません。

これまでの年収はきっぱりとあきらめ、まずは初任給、というつもりで「割り切り」が必要です。

複数の職種・業種にチャレンジする

前節にて、これまでの年収はあきらめるようにと、述べました。

ただ、そうはいっても住宅ローンはあるし、子供はまだ大学でお金がかかる、老後の蓄えはどうするのか?などお金の悩みはつきません。

こうした場合、どうしたらよいのでしょうか?

それは、複数の仕事を持つことです。

単一の仕事では、多分初任給にも届かないぐらいの給料しかありません。

その場合、同じ仕事ではなくぜひ違う業種や職種を探してみましょう。

その方が、より経験やスキルも稼げます。また、自分の得意、不得意も見えてきます。

ただ、一点注意する事があります。

それは、付加価値の創出です。中高年は、連日徹夜勤務といったような無理な仕事はできません。(若い人でもやらない方がよいですが)

複数の仕事を持っていても、勤務時間が増えるだけという事は、何としても避けなくてはいけません。(これがまさにワーキングプアです。)

複数の仕事を持ってもよいのですが、なるべく付加価値が付くような仕事をして、短時間にベース給与(時給)が上がるような仕事や働き方を選択してください。

契約社員などの良い部分は、自分で働く時間を選択できる所です。

自分で複数の仕事がうまく遂行できるように時間調整やスケジュール管理をしてみましょう。

そうすれば、自分のこれまでの年収レベルに近づく事も夢ではありません。

未経験の職種でもポイントを押さえれば転職できます!

中年の男これまで、同じ会社で同じ職種で一生勤め上げてゆく、という考えをしていた人も多いのではないでしょうか?

ただ、現代では、好むと好まざるとに関わらずそうではなくなってきました。

未経験の職種への転職を考えている方は、時代の最先端をいく、という言い方もできるのではないかと思います。

ハイクラスな求人であっても、また平の契約社員であっても、重要な事は一つです。

それは、「成功体験は捨て去り、真っ白な紙に新しい1ページを刻む」という気持ちです。

このポイントさえ忘れなければ、きっとすてきな転職を実現できると思います!



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