今回の記事は、転職を考えている女性の方で「転職回数が多いが、それが就職活動で不利にならないだろうか?」と悩んでいる方にお勧めしたい記事です。

大事な事は、「転職回数の多さをネガティブに捉えず、いかにポジティブに面接官にアピールするか?」です。

「志望動機」「退職理由」に分けて細かくご説明していきます。

転職を繰り返してても受かる志望動機

女性ビジネスマン「志望動機」は、履歴書にも必ず記載する欄があり、面接でも必ず聞かれる項目です。

転職回数については、履歴書である程度明らかになりますから、あまり隠したりせずむしろ転職回数の多さをアピールポイント、と考えるぐらいでもよいでしょう。

以下に、お勧めの志望動機を列記します。

これまでの豊富な経験やスキルを会社で生かせる

転職回数が多いというのは、それだけ様々な会社で業務に従事してきた事を表しています。

「これまで培ってきた経験や知識を、御社の仕事にも生かせると思ったからです。」という形で逆にアピールしてみましょう。

もちろん、様々な会社で色々な業務を行っており、それに精通しているのであれば、それは十分なアピールポイントになります。(例:営業事務、経理、法務、総務などなど、事務関連一つに絞っても部署によってスキルは無限にあります。)

ただ、あまり多くの部署を経験していない(会社は変わるけど、業務内容はあまり変化していない)という方も意外に多いのではないでしょうか?

そういった場合でも心配いりません。

多くの会社を経験してきたということは、その会社その会社での環境や、やり方をよく知っているという事にもなります。

例えば、経理でもその会社の規模や業種によっても、そのやり方は様々です。

そういった1つの業務を多角的に検証でき、かつ改善点が見つけられるスキルは得がたいものがあります。

個人的な経験からは、たくさんの会社を経験している事は決して不利にはなりません。

本人の性格や協調性に問題がなければ、むしろ積極的に取りたい人材と捉えている会社は多いと思います。

スキルアップできる会社だと感じた

「御社の体制が、自分のスキルアップにとって、とても魅力的に感じられたからです。」
という志望動機です。

一見、自分の事しか考えていない自己本位とも捉えかねないのですが、むしろ、自分の積極性ややる気をアピールする言い方にする事もできます。

例えば、「自分はとても色んな事に興味を持つ性格です。これまで多くの会社で多くの経験やスキルを磨いてきました。それは、どんな仕事でも自分の好きな事ややりがいを見つけ、臨機応変にどんな事でも対応できる能力があるからです。御社の体制では、社内で様々な業務やスキルアップの場があると感じています。そこにとても魅力を感じました。」
という具合です。

このように、自分の能力やスキルを磨いてゆくために会社を変えてゆく(決して自己本位の退職ではなく、プロジェクトや業務の区切りとして退職→転職しているという事をアピールする必要はあります。)という立ち位置は、現代的でだいぶ理解のある会社も出てきました。

むしろ、長居されては困るという会社もあるかもしれません。

ぜひそういった会社では、積極的にこの志望動機を使ってみてください。

産休・育休などの体制がしっかりしている

女性ならではの、産休・育休といった事情に理解を示す会社も増えてきました。

特に、こうした事を前面に出している会社には、積極的にアピールするとよいでしょう。

「御社の産休・育休制度に魅力を感じました。これでしたら、出産した後も働く事ができます。」といった感じになります。

大事な事は、こうした会社は、産休・育休後も継続して働いてもらいたいと思っています。

ですので、結婚や出産・子育て後でも継続して働く事をアピールする必要があります。

また、これまでの辞めた会社はそういった制度の不備が多く、安心して働く事ができなかったという「退職理由」についても関連づけて話す事も有効です。

転職を繰り返してても受かる退職理由

女性退職理由退職理由は、転職を繰り返している場合、とても重要です。

ただ、履歴書には特に「退職理由」を記載する項目はありませんし、面接時の必須の項目ではありません。(前章の志望動機は必ず聞かれます。)

転職が多い場合は、ある意味こちらから切り出す必要もあるかもしれません。

面接官(採用官)は、言葉に出さずとも「この人、こんなに転職繰り返しているけど、協調性は大丈夫かな?トラブルメーカーならダメだな・・」と思っています。

ですので、「退職理由」として大事な事は、いかに自己中心的ではなくやむ得ない事情があり、転職が多いという事を説明できるかです。

もう一点注意事項があります。

それは、入社から退職までの期間です。

退職期間があまりにも短く(半年以内)、それを繰り返しているという事になると「トラブルメーカーではないか?そのため転職を繰り返している」と見られがちです。

その辺は、自分からうまくやむ得ない事情等を説明する事が必要です。

以下に、受け入れやすい「退職理由」を列記します。

会社のやむ得ない事情

会社でのプロジェクトが終了した、経営が傾き希望退職者を募っており、この会社に未来はないと思い退職を決意した、などの「会社のやむ得ない事情」は一番受け入れやすい「退職理由」になります。

それならしかたがない、という感じで雇用側もそれほど気にしないでしょう。

一点注意したいのは、前職の会社から出される「退職証明書」です。

「退職証明書」は、基本的には転職先に内定後に持って行く書類になります。

その「退職証明書」には、前職の退職した理由が記載されています。(自己都合、解雇、雇用期間の終了など)

そのため、面接時に話す退職理由と齟齬があると後々問題になる場合がありますので、その辺の整合性は取っておきましょう。

ただ、「自己都合」との記載でも、希望退職者を募っていたり、閑職に回す、肩たたきをする、などはほぼ「解雇」と同様です。

その点は、面接官に話しておけば問題とはされないでしょう。

ちなみに、前職以前の職に関しては、特に「退職理由」を証明するような書類はありません。

嘘をつくのは良くありませんが、複数の理由のうち、最善のものを選択して退職理由としておく事で問題ありません。

ブラック企業で、職場環境が劣悪であった

こちらも、ほぼ問題なく「退職理由」として受け入れやすい理由です。

セクハラ、パワハラ、給与の不払い、労働基準法を超える労働時間は、すべて正当な理由になります。

ただ、これに準じた状況はどうでしょうか?以下ありそうな事例で考えてみましょう。

例:上司とのそりがあわず、強く叱責される。単純な仕事しか回してもらえず、やりがいが感じられない。部署内でも孤立している。

この場合、強い叱責が「おまえは何をやってもダメだ」など人格を否定するような言動であったり、多くの人の前で晒し者にするなどの場合は十分に該当すると思われます。

また「単純な仕事」も、お茶汲み、コピー、打ち込みなどを延々とやらせる(本人の意に反して)というような場合は、やはり該当すると思われます。

大事な事は「自分勝手な人」と面接官に取られず、「そういった状態ではしかたがない」と思ってもらえるようにする事が重要です。

以前の会社ではスキルアップが望めない

以前であれば、自己本位と捉えられかねない理由ですが、現在では正当な理由として認められるようになってきました。

特に、大きな会社で部署ごとに分業されていて様々な業務を体験できない、年功序列で中々上に上がれない、保守的でやりたい事を提案しても、中々企画が通らない、などの退職理由は、むしろ「積極性がある」とか「やる気のある人だ」とポジティブに解釈されると思われます。

このような事由を「退職理由」とする場合は、前職で与えられた仕事やプロジェクトはきっちりこなして実績は上げている、という事をアピールする必要があります。

そうでないと、自分の都合ばかり考えていて、会社の業務は投げ出す傾向になると捉えられてしまいます。

産休・育休制度に不備があり、安心できない

女性の場合、「産休や育休制度に不備があり、安心して働く事ができない。」という退職理由は正当な退職理由となり得ます。

現在では、産休・育休制度がないと言う会社自体はめずらしくなりましたが、内容を見るとまだまだ不備がある場合もあります。

一番重要な点は、育休後の働き方についてです。

育休後でも、子供はまだ幼いので保育園に通わせる必要がありますが、朝の送迎や夕方のお出迎えは結構負担です。

基本的には時短勤務になる場合が一般的ですが、そうした時短制度がない会社もあります。(時短にすると、職種が変わってしまい単純労働しかさせてもらえない、給与も劇的に下がるというような場合も同様です。)

また、それまで管理職であった場合は、時短で同じ管理職を続ける場合は、周りのサポート体制も大事です。

そういった細かい配慮やサポートは社内規定には記載がない場合がありますので、会社全体でそういったサポートの雰囲気があるかが重要です。

こうした出産・育休後の「働きづらさ」は、正当な「退職理由」として考慮されますので、そういった事に理解がある会社だと判断したら、ぜひ面接時などに話す事をお勧めします。

家庭のやむ得ない状況

男性の場合「家庭のやむ得ない状況」というのは、あまり退職理由として転職先に考慮されることがありませんが、女性の場合は割と考慮される場合もあります。(本当は、男女平等に考慮されるべきですが)

もっともよくあるのは、結婚して引っ越すなどの理由で退職する場合です。

このような場合、転職先の会社にその旨申し伝えましょう。「退職理由」としては問題なく考慮されます。

それ以外でも、親の介護が必要になったなども「退職理由」としては考慮されるでしょう。

どちらにしろ、女性の場合、「家庭のやむ得ない事情」は割と考慮されますので、面談時に話してみてください。

転職回数が多くても、話し方次第で内定が取れます!

女性キャリアいかがでしたか?

転職回数が多くても、その志望動機や退職理由の話し方次第で、内定が取れます。

志望動機については、転職回数の多さを逆にアピールポイントに変えてアピールしてみましょう。

退職理由は、「自分勝手で、トラブルメーカー」と捉えられないように、やむ得ない事情があったとする事が無難です。

女性は特に、結婚・出産から育児などのイベントが考慮されますので、女性登用に積極的な会社においては、話してみる事をお勧めします。

現在では、転職を繰り返す事は、それほどネガティブに捉えられなくなってきました。

会社は、終身雇用よりもその時々のプロジェクトや財務状況により柔軟に雇用を調整したいと考えているからです。

特に外資系の企業は、その傾向が顕著です。

転職回数の多さを卑下する事なく、ぜひ積極的に就職活動をする事をお勧めします!



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