仕事のやる気が出ない時の対処法と転職したい時の向いてる仕事の調べ方

B!

皆さんは、

「仕事を頑張ってやりたいのだが、どうしてもやる気が出ない。」

「みんな頑張っているのに、どうしても自分だけできない。」

と悩んでいませんか?

そして、それは「自分のせいだ」と思っていませんか?

そんな皆様に、やる気が出ない時の対処法と転職したい時の向いている仕事の調べ方をお教え致します。

仕事にやる気が出ない時の対処法

仕事にやる気が出ない原因はいくつか考えられますが、まずもって「自分は精神力が足りずストレスに弱いからだ。」という風に考えるのはやめましょう。

外部環境を変えることで、「やる気」などいくらでも湧いてくるようにする事は可能です。

以下に順を追って話してゆきます。

後半では、簡単にやる気が湧く日常生活のコツについてもお話します。

ステップ1:なぜやる気が出ないか考える

まずは、なぜ「やる気」が出ないのか考えてみます。

ただ、これまでのように漠然と考えるのでは無く、紙に書き出してみましょう。

一例を例示します。

「上司が、文句ばかりつけるので、やる気が湧かない。」

できれば、ここにプラスで、もう一歩踏み込んでみましょう。

例えば「上司は嫌いだが、今より給与が3割上がれば、「やる気」が出るかもしれない。」

これは逆に言えば、漠然と「現在の給与体系が低いのでやる気が出ない」と思っているのかもしれませんし、上司から褒められるという「報酬系」に別の「お金」という要素を持ち込んで解決できる問題なのかもしれません。

こんな感じで、いくつかの「やる気」が出ない理由をリスト化してみてください。

最低5個は考えるようにしてみましょう。(色々考えると10個以上出てもおかしくありません。)

次に、やる気出ない全体を100%として、その個々の原因がどの程度のウェイトを占めるのか%で表してみましょう。(原因が5つあれば、5つ全部を足すと100%になります。)

紙に書き出すという作業は、漠然と考えているよりもはるかに頭が整理され、解決するためのステップが見えやすく、次の行動を起こしやすくなります。

半信半疑の方もいるかもしれませんが、ぜひやって見る事をお勧めします。

ステップ2:自己解決できるかどうかを判断する

リスト化とウェイトを決めたら、各リストについて、自分で「解決」できるかどうかを考えてみましょう。

先ほどの「上司が文句ばかりつけるので、やる気が湧かない。」の例を再度取り上げます。

上司が異動していなくなる×、自分が部署を変更する○、上司とのコミュニケーション方法を変えてみる○、といった感じです。(○は自己解決できる、×は自己解決できない)

○をつけた項目は、ぜひトライをしてみましょう。

やりやすい所から始めるのがベストです。

先ほどの例で言えば、「上司とのコミュニケーション方法を変えてみる」が最も簡単でやりやすい方法です。

コミュニケーション方法を変えるといっても、難しい心理学等を勉強しろという意味ではありません。

「上司のいいところを探してみる。」「上司の言うことにも少し耳を傾けてみる。」といった簡単なものから始めてみる事が肝心です。

ステップ3:自己解決できるレベルになければ転職を考える

様々な自己解決を図った結果、やはり現状では「やる気」を出すのは難しいということであれば「転職」を行い、外部環境を一気に変えるのも一つの手です。

ただ、「転職」は非常に大きな判断になります。

まず、判断は先ほどの原因リストとウェイトから「自己解決の結果、100%の内、○○%までしか軽減されなかった場合は、転職する。」というように決めておきましょう。

このラインは何%でも構いません。正解はありません。

どちらかというと自分の「感覚」で決めた方がベターです。

ただ、転職自体はあせらずじっくりと行う事をお勧めします。

「転職」を決めたからといって、すぐ「退職」はしないようにしてください。(次章で詳しく述べます。)

簡単な「やる気」スイッチ:質の良い睡眠

「やる気」を引き出すもっとも効果的な方法は「質の良い睡眠」といってもよいでしょう。

仕事が忙しく、睡眠時間が取れないと言う人も、質の良い睡眠=深い眠りを実現させましょう。

深い眠りを実現させるには、眠る前数時間が最も大事な時間帯です。

基本的には、仕事禁止、スマホ禁止、PC禁止です。

できれば、風呂に入りゆったりした後、深呼吸(簡単な瞑想)などして過ごすのがベターです。

ただし、あまりルーチン(決まり切った寝る前の習慣という意味)にこだわり過ぎると逆に神経質になってしまいますので、大事な事はリラックスしてダラダラ過ごす事が肝心です。

また、「明日重要なプレゼン会議だ」というような場合は、なかなか寝付けない、という方も多い事でしょう。

目を閉じて静かにしているだけでも体力は回復しますよ。

そう考えてリラックスしてみてください。

簡単な「やる気」スイッチ:休日は気分転換を

休日は、「仕事を忘れる」事に専念します。

家で、洗濯や掃除してもよいですし、ダラダラ映画やゲームをしても構いませんが、とにかく「仕事を忘れる」事が大前提になります。

家に居ると仕事を思い出す、という人は外に出て気分転換をしてみてください。

特に何かをやるというわけでなく、気軽に買い物やドライブなどをしても十分効果が得られます。

簡単な「やる気」スイッチ:小さな目標を着実にこなす

「やる気」が起きるもっとも簡単な解決方法は「成功体験」です。

「これでうまくできた!」という成功体験が、人を「やる気」に導きます。

ただ、この「成功体験」のハードルが、非常に高く、また長期間かかるような設定になっている人がいます。

これを、一日で完結でき、かつなるべく簡単なものを設定するようにしてみましょう。

このようにすると、ダメダメと思われていた日常生活の中にも、たくさんの「成功体験」が埋まっている事に気づくはずです。

こうした小さな「成功体験」をいくつか積み重ねてゆくと、自信にもつながり、明るく過ごせます。

そうすると、ますます良いことが起こって「成功体験」の好循環になります。

ぜひ試してみてください。

簡単な「やる気」スイッチ:プロセス重視

「成功体験」は、ハードルが上がるほど、難しくかつ長期間になってゆきます。

また、もっとも重要な点として、自分ではどうしようもない事柄や外部環境で、その成否が決まってくる場合が多くなります。

こうした場合、単に結果ではなく、そこまでに行く過程、プロセスを大事にしてみましょう。

プロセス重視という事は、そこまでの過程において、自分で解決できる部分と、自分ではどうしようもない部分を切り分ける事になります。

このどうしようもない部分は、ある意味「あきらめ」の境地で、「自分はできるところまでやったのだから、(自分は)OKだ。」と自分に「OK」を出してみましょう。

「自分はOKだ、よくやっている。」という感覚がつかめるようになれば「やる気」もかなり上がってくる事が期待できます。

転職したい時の向いている仕事の調べ方

前章において、「転職」を決めたのはよいが、

「自分はどのような仕事が向いているのか?」

「そのような仕事であれば、自分は「やる気」を出せるのか?」

と悩んでいる方は少なからずいるのではないでしょうか?

ここでは、どのようすれば「やる気」の出る仕事を探す事ができるのか述べてゆきます。

あまりあせらない

「転職」を決めたからといって、すぐに「退職」はしないでください。

現状、「仕事を辞めたい」ではなく、「仕事のやる気」がしないという状況です。

現在の給与水準は維持しつつ、ゆっくりと「自分の向いている、やりたい仕事は何なのか?」という事を考えてみましょう。

ただ、仕事が忙しくて、中々余暇や今後を考える暇がない、という方もいるのではないでしょうか?

そうした場合、現在の仕事は維持しつつ、仕事の整理をしてみてください。

これまで中々踏み出せなかった事も「自分は近い将来転職するのだ!」と決めてあれば、無駄なサービス残業や他人に任せてよい仕事などが見つかるのではないでしょうか?

このような感じで、平日2時間、休日1日ぐらいは、今後を考える時間を確保してみてください。

簡単な体験教室やボランティアで見聞を広める

ぼんやりと「こういった感じの仕事に就いてみようかな?」という感じで考えている人も多いかと思います。

ただ、「実際はどのような仕事内容なのか?」「自分は本当にやっていけるのか?」など不安要素が多すぎて、一歩を踏み出せない方も多いかと思います。

そうした場合、簡単なカルチャー教室の体験やボランティアに行ってみる事をお勧めします。

キーポイントは「見て、聞いて、感じてみる。」です。

最近は、インターネットなどでずいぶん色々な業種・職種の「体験談」を見る事ができる
ようになってきました。

ただ、かなり偏向している個人的な体験も多く、参考にはなるのですがかえって情報が錯綜してしまい、不安も出てきてしまいます。

インターネットでの情報収集は最低限にして、まずは気楽に「体験」してみましょう。

適性検査、心理テストは参考程度に

自分の「適性」を知る上で、適性検査や様々な心理テストがあります。

現在では、気軽に無料でかつWeb上で行う事ができるテストも増えてきました。

興味がある方は、ぜひやってみるのもよいでしょう。

ただ、結果は参考程度にしておきましょう。

1人の人間の「適性」をはかる上で、簡単なペーパーテストで得る事のできる情報はほんのわずかです。

ましてや、その人の未来や潜在性を推し量るテストというものは存在しませんので、そう思って気軽に受けてみてもよいでしょう。

転職サイトをのぞいてみよう

ある程度、自分のやりたい事が決まってきたら、転職サイトをのぞいてみてください。

登録しなくても、公開されている求人は閲覧できますので、現在のトレンドや年収などが把握できます。

現在、様々な転職サイトが存在します。

年齢や、職業、性別、高収入など様々なカテゴリーに属する転職サイトが存在します。

もし、登録するのであれば、総合的な転職サイトと、個別(職種・年齢・性別など)の転職サイトの2種類を登録する事をお勧めします。

転職エージェントに相談してみましょう

もし、転職先が未経験の職種や業種であった場合、迷わず「転職エージェント」に相談してみましょう。

無料で、休日などでも相談に応じてくれます。

また、希望の業種・職種において、必要なスキル、適性、希望年収との整合性などを判断して的確な意見をもらえます。

また、あからさまなブラック企業などは、エージェントの方で排除していますので、安心して求人を受ける事ができます。

もし面接や履歴書などの書き方に不安がある場合は、そうした対応もしていますので、気軽に相談してみましょう。

外部環境を変えてやる気を出すのが一番!

「やる気」が出ないというのは、決してあなたの「責任」ではありません。

もちろん、すべてを外部環境のせいにするわけではありませんが、多くの場合は「本当に自分の目指している事」と「現在置かれている環境」の不一致によって起こります。

目標に向かって、適切な環境と適度な負荷があれば、人はその方向に向かって歩み出す事ができます。

ぜひ、あなたも新しい「一歩」を踏み出してみてください!

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