仕事を上手にサボる人は生産性が高まる理由と出来る社会人の上手なサボり方

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あなたの周りで、仕事をサボっている様に見えて、仕事をしっかりこなしている人はいないでしょうか?

仕事を上手にサボる人は、かえって生産性が高まる理由と、その上手なサボり方についてご説明します。

本当に仕事をサボっているのか?効率的な仕事に向けて

「あいつ、仕事をやっていないように見えるのに、仕事ができるなあ~」という方が周りにもいないでしょうか?

こうした人は、上手な仕事のサボり方を知っている人です。

「サボり」というと余り良くない印象ですが、重要な事が二つあります。

一つは、「仕事を効率良くこなしている」という事。

二つは、「余った時間を、お付き合い(残業)に回さず、自己投資(遊びも含めて)に回している」という事です。

古き良き日本の会社での働き方は、「みんな同じように仕事をする」という協調性が何よりも求められました。

無駄な報告だけの会議を何時間も行うのも、1人仕事が終わっても、1人だけ先に帰れないで「お付き合い残業」を行うのも、すべては会社全体の「協調性」を何よりも重視していたからです。

確かに、その時代はその働き方が最も効率が良い働き方でした。

しかし、現在ではその働き方は通用しません。

「労働生産性」という言葉があります。

GDPを労働1時間当たりで割った値ですが、OECD(経済協力開発機構)加盟国35カ国中日本の順位はなんと20位です。

もちろん様々な要因がありますので、一概には言えない部分もありますが、私たちは今一度自分たちの仕事の効率性や生産性を見直してみてもよいのではないでしょうか?

見直すに当たり、実は一番身近にいるお手本は「あいつ、仕事をやっていないように見えるのに、仕事ができるなあ~」という人かもしれません。

こうした「仕事を上手にサボる人」の仕事のやり方を見ていきましょう。

仕事を上手にサボる人は生産性が高まる理由

仕事を上手にサボる人が、実は生産性を高めている、という事の理由をお話していきます。

「サボる」といっても、本当に仕事が無くて暇している人、という意味ではありません。

普通の人以上に「仕事量」をこなしているが、それをあまり表に出さない、他人にはそのように見えない人、という事にしたいと思います。

サボっているのではなく、仕事を効率化している

仕事量が多くても、サボっているように見えるのは、何よりも仕事を効率的にこなしている、という事が言えます。

同じ仕事量の事を5時間で終わらせる人と、3時間で終わらせる人とでは、後者には2時間の余裕があります。

その時に、お茶でもして雑談していれば、仕事をサボっているように見えてしまう事でしょう。

こうした差異は、もちろん様々な技術の習熟度によっても違ってきます。(パワーポイントでの会議資料作りにも得意な人とそうでない人がいるように)

ただ、こうした技術・能力はその職場や業界で働いていればある程度狭まってきます。(専門的な職人さんであればまた別ですが・・)

最後に仕事の効率性を決めてしまう決定的事項はなんでしょうか?

これは、職種によっても若干差異がありますが、最後は「調整力」だと個人的には考えます。

例えば、上司にある事を承認してもらうとします。

こうした場合に、長々とメールに経緯や資料を貼り付けてくる人がいます。

メールは双方向のコミュケーションでは無いので、少なくてもメールを上司が読んで、理解して、返信してくるまで待たなければなりません。

それまでの間、その案件については、作業が滞ってしまいます。

こうした場合、例えば資料を直接持っていって、「○○部長、ちょっと××の件について1分ほどよろしいでしょうか?」と聞いてみるとでの「時間の使い方」をぜひ比べてみてください。

「調整」はこの繰り返しですので、上司→さらに上の上司(最終承認)→実際に行動する部隊への仕事の卸し→各担当者への割り付け・調整、といった感じで続いていきます。

最終的には、この二つの方式では、そのかかる時間・効率性に雲泥の差が出てくる事が分かるのではないかと思います。

効率化して余った時間を自己投資に回せる

仕事量が多くても、サボっているように見えるのは、仕事を効率的にこなした後、仕事をしているフリをしない、という事が言えます。

例えば、仕事が終わっているのに、なんやかんやと仕事をしてるようなフリをして5時以降会社に残っている人はいないでしょうか?

残業代がしっかりつく企業の場合、この傾向は顕著になる事でしょう。

昔は、こうした「お付き合い残業」はどちらかといえば美徳と見られていた傾向にありますが、現在ではそうではありません。

会社側としては仕事をしているフリをして残っている社員の生産性は0どころかマイナスですから、さっさと家に帰って欲しい、というのが本音でしょう。

ただ、労働者側から見ても、仕事がないのであればさっさと帰る事をお勧めします。

仕事を効率的にこなしたのですから、余った時間は、自己投資に回しましょう。

手っ取り早く収入が得られる副業でもよいですし、様々な自学習(技能・語学スクール)でもよいでしょう。

現在社会では、一つの会社にいつまでも居続ける事はできません。

業績が落ちてくれば即リストラですし、コンピューターができる仕事はすべてAIに取って変わられ、やはりリストラされます。

そうした場合も想定し、会社以外の人間関係や、カルチャー、技能に触れておく事がベターです。(もしかしたらもう、必須かもしれません!)

デキる社会人の上手なサボり方

できる社会人の上手なサボり方の方法を具体的にみていきます。

ポイントは、すべてあなたの「考え方」次第という事ができます。

考え方をすこし変えるだけでも、仕事の効率化をはかり、仕事を早く終わらせることができます。

完璧主義を止める

「自分の仕事のやり方にはこだわりがあり、こうやらないと気が済まない。」という方も意外に多いのではないでしょうか?

完璧主義の人が陥りやすい心理状態は、「○○でないと、落ち着かない、気が済まない」というものです。

これは、結果がどうであろうとも、そのプロセスが大事なのだ、という言い方もできるかもしれません。

もちろん、自分の仕事のレベルを高い水準に維持する、という事はとても大事な事ですが、結果に関係しない単なるプロセスであると、その仕事は無駄、という事にも成りかねません。

このような心理状態に陥りやすい人は、仕事が忙しくキツくなってくるとイライラし出すと思います。

そうしたときに、少し深呼吸して「まあ、いいか・・・」とつぶやいてみましょう。

そして、本当にその今やっている仕事は、結果にとって重要なプロセスなのか考えてみるとよいでしょう。

例えば、部署内の簡単な打ち合わせであれば、それほど綺麗に資料を揃えたり、誤字・脱字を気にしなくてもよいのではないですか?

むしろ、その会議で自分がみんなに知ってもらいたい事、承認してもらいたい事に集中した方がよいのではないですか?

そんな感じで、「完璧にこなさなければ気が済まない!」という感情を少しずつ捨てていきましょう。

あなたにとっては、仕事をサボっている、怠けている、という感じに受け取られるかもしれませんが、「仕事の効率化」をしているのです。

ぜひ、そのことを忘れないようにしましょう。

やりたくない事は、「やりません!」とはっきり言う

本当はやりたくないけど、ついつい周りに押され、仕事を引き受けてしまう、という事はありませんか?

こうした人の特徴は、はっきりと断る事ができないという性格があります。

「○○さん、今度この仕事を来週頭までにやって欲しいのだけど。」

「ええ!(嫌な顔)、いまとても忙しくて難しいかなあ・・・・(数十秒沈黙)・・・・まあ、でも休日を使えば何とかなるかな・・・」

「そうか、引き受けてくれるか!よろしく頼むよ!」

「ええ!(そんなつもりじゃなかった)・・・・ああ、はい、分かりました・・・」

こうしたやりとりをついついしてしまう、という方も多いのではないでしょうか?

このように人に流されてしまう、きっぱり断れない人の特徴は、基本とてもいい人で、仕事もある程度効率良くこなせます。(そうでないと、上司は仕事を振りませんので)

ただ、いい人も過ぎてしまうと、ゴミ箱のように人の仕事が流れ込んでしまい、業務量過多になってしまいます。

また、生真面目な方も多いので、下手をすると「うつ病」などの深刻な精神障害を発症してしまう可能性すらあるのです。

そうした場合、まず勇気を持って「今は忙しくて、無理です!」とまず断ってしまいましょう。

「そんな事をしたら、上司(仕事を依頼した人)との信頼性が崩れる。」と心配になる事でしょう。

もちろんです。ただ、その後は交渉です。

上司と、自分ができる範囲の仕事を交渉してみましょう。

大事な事は、「今は忙しくて、無理です!」と言って、交渉のハードルを最初に上げておくのです。

その後、交渉をして次第にハードルを下げてゆきます。

そうする事で、今まで丸投げされていた仕事は、「じゃあ、申し訳ないがこの部分だけ来週までに仕上げてくれないか?」という事になるでしょう。

私が、もっともこれを重視するのは、会社で生きていくためには、「いい子」のフリをしているだけではダメで、時には言いたい事をいう、人に反論する、など交渉事にタフになって欲しいと考えるからです。

これまで言いたいことが言えず、仕事を丸投げされていた人は、ぜひこの手法を使ってサボる事を覚えましょう。

もっとも高度なサボりは、他人に任せること

もっとも高度なサボりは、「他人に任せる」事です。

これは上司(管理職)にとってはとても重要な事です。

管理職というのは、その名の通り、部下の仕事を把握し、管理して、承認するのが仕事です。

ただ、部下すべての仕事を把握して、管理して、承認するとなると、これはとても大変な事です。

生真面目な人だと、CCで流れ込んでくる部下のメールをすべて読んでいる、なんて人もいます。

読むメール数は、部下が5人もいれば1日数百件では済まないのではないでしょうか?

このような場合、とても楽になる魔法の言葉があります。

それは、「すべて君に任せるよ!責任は俺が取る。」です。

どうでしょう、気軽に言えるようで言えないこの言葉は、実は部下との信頼関係があるかどうかにかかってきます。

管理職すべてに言えますが、信頼関係があれば、メールをいちいち確認して、コメントを入れるなんてしなくても済みますし、文書一つ一つを読んで承認をするなんて、面倒な事しなくて済みます。

さらに、あなたが管理(監視)したいがために増やしている会議を月1程度で、しかも資料なしで口頭のみ、なんて事もできます。

すべては、あなたが部下を信頼しているかどうか?にかかっているのです。

もう一つ大きな事は、部下にとって、報告のための文書を作る、報告のためのメールをしたためるというのは、けっこう時間がかかります。

特に、信頼関係がない上司であれば、メールの文面一つでも、「こう書いたら、突っ込まれそうだな」とか「こういった表現は機嫌をそこねるかな?」とか延々とデスクに座って悩んでいる部下も結構な割合で存在しています。

これが、部署全体の生産性をどれだけ下げているのか、優秀な管理職であるあなたであればもうお分かりだと思います。

部署の生産性を上げる最も重要な要素は、「部署内、特に上司―部下がどれだけ強い信頼関係で結びついているか?」にかかっています。

ぜひ、「すべて君に任せるよ!責任は俺が取る。」と言って仕事をサボってみましょう。

部署の生産性は飛躍的に上がる事間違いなしです!

仕事を上手にサボる人が増えると、生産性は上がります

仕事を上手にサボる人が増える会社は生産性が上がります。

それは、社内の信頼関係が強固で余計な確認・承認作業がないからです。

余暇を他の趣味や副業に回し、人間の個性に多様性が生じるからです。

言いたいことをはっきり言える交渉上手な人が増えるからです。

ぜひ、あなたも明日からでも上手な仕事のサボり方を実践してみましょう!

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